警告
この作品は<R-18>です。
18歳未満の方は
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俺の名は『日高司』。今年の四月に、医療関連機器を取り扱っている株式会社『木村工業』に新卒として採用された新入社員だ。
だけど入社式の日、ヨリにもよって寝坊してしまった。
間に合うか? 俺?
交通渋滞に、一瞬の隙を突いて俺は車線変更しようとしたが、後続車に遮られて断念。その上事故を起こしてしまった。
気が付くとそこは病院。しかも見舞いだと言って、これから俺がお世話になる『木村工業』の社長自らが訪ねてくれていた。
でも、そのウシロで高笑いしてる馬鹿女……だれ? ……って、社長の娘だぁ???
第2話 コレが見舞い?
「よう! 司!」
走り仲間の松永と向井が俺の見舞いに遣って来た。
俺はあの後、社長から直々に丁寧にお侘びを戴き、自分の葬式にも絶対にお目にかかれそうもない豪華なカゴ盛りを受け取って、ひたすら恐縮しまくっていた。
あの馬鹿女は別だったが……
「ナンだよー、こんな凄ぇー見舞い相手が居るんだったら、こんなショボイのなんかするんじゃ無かったなー」
松永はカゴ盛りを見て、貧相な自分のカゴ盛りを目の前に持ち上げて見せた。
「いーよ。それで」
豪華なカゴ盛りよりも、コッチのほうが俺らしい。
悪友の気持ちだけで嬉しかった。
「で、慰謝料貰ったのか?」
短刀直入に聴いて来た。
ナンだよ、それが目当てかよ?
「はあ?」
「慰謝料だよ。い・しゃ・りょ・う」
ン、な事何回も言わなくっても判ってるって。
「何で?」
「え?」
俺の反応に、松永と向井が不思議がった。
「ん、なモン、貰ってねーよ」
「はあ? 何で?」
俺はこのカゴ盛りを持って来た人物が誰なのか、何で事故ったのかを二人に説明してやった。
二人は俺がこんな目に遭ったのが自分のミスだったと聞いて、ショックだったらしい。
暫らくは言葉を失くしていた。
ある程度自由に走行ラインが採れる峠とは状況が違うんだ。
しゃーねーだろ?
「まぁ……オマエも災難だったよな?」
所在無く頭を掻いて、二人は馬鹿女に関わってしまった俺に同情した。
「けどよ、これがキッカケであわよくば社長令嬢と結婚……なあ〜んてな?」
向井が面白がってニヤケる。
「馬鹿言ってンじゃねーぞ!」
俺はマジで否定した。
「冗談じゃねーよ……あんな性悪女……」
断じて関わり合いにはなりたくねー。
俺は吐き棄てる様に言い放つ。
「あーら、性悪女でスミマセンでしたわね?」
凛とした声がした。
その喋り方には、言葉通りの謝罪など一切含まれてはいない。
「はい?」
俺達三人はお互いに顔を見合わせて訝った。
徐に視線をドアに向ける――
社長の取り計らいで個室に迎えられていた俺に、あの「馬鹿女」が遣って来た。
カゴ盛りと同じく、俺には一生お目にかかれそうもない季節の大きな花束を抱えて。
松永と向井が馬鹿女を見て「おお〜っ」と声を上げてどよめいた。
ナニが「おお〜っ」だよッ!
……確かに美人だけどな?
俺は心の中で毒づいた。
「お父様からの言伝がなかったら、アタシだってこんな所来たりはしないわ」
猫の瞳がキッと俺を睨んだ。
何が『お父様』だよ。似合わねーって。
他人の事をどうこう言えるほど偉くはないが、俺だって少しは違いの判るドライバーだ。
運転の仕方である程度の人柄なり、性格なりが見えてくる。
馬鹿女の本性なんか、俺はとっくにお見通しだってーの。
俺の悪友が見舞いに来ていると言うのに、馬鹿女は二人……いや、俺さえをもカンペキに無視して室内にずかずかと入って来た。
「……」
俺は馬鹿女の気迫に気圧されて思わずたじろぐ。
この俺が? 退いている? ……ウソだろう?
馬鹿女は、間抜けヅラした俺達三人を無視して、持って来た花束を水の入っていないデカイ花瓶にイキナリ、ゴソッと投げ込んだ。
「……」
あ然とする俺達。
男だってそんな雑イ遣り方しねーぞ?
「じゃ、サヨナラ。これでアタシ、お見舞いに来たって事よね?」
それだけで見舞いに来たって言うのかよ?
馬鹿女は高慢ちきにデカイ胸をツンと反らせると、俺達の視線を「ウザイ」ってぇ素振りで払い除け、さっさと病室を出て行こうとした。
ナンだよ! その態度!!!
こンのぉ〜〜〜馬鹿女!
ぶちっ!
頭の中で何かがキレる。
「おい!」
俺は強い口調でソイツを引き留めた。
「何よ?」
猫の瞳が物凄い殺気を放って俺を睨み付けた。
傍で松永達が思いっきり退くのが判った。
う……コワ……
けど、ココで退き下がれるかってーの!
「ちゃんと飾ってから帰れよ!」
俺はラッピングされたまま、水さえも無い空の花瓶に投げ込まれた花束に向かって顎を杓った。
偉そうに見えるが、傷の腫れと筋肉痛の後遺症で、俺の身体は頭しか動かせない状態だ。
一瞬、馬鹿女が鼻白んだ。
どうやら、今までコイツに楯突いた男は俺が初めてだったみたいだ。
「言うわね? 勝手に自分ですれば? アタシは貴方と違って忙しいの」
『誰に向かって言っているのよ?』馬鹿女の視線は、手厳しくそう俺に言っていた。
端整な顔をツンとして、馬鹿女は俺達に踵を返す。
「ン、だとぉ!」
木村工業の令嬢だかナンだか知らねーが、コイツ〜〜〜!
俺はカッとなってベッドから跳ね起きた。
慌てた松永達に、俺は肩を掴まれる。
あっつ、そ、ソコは内出血の痣が……
超ー強烈な激痛が奔った。
「だあぁああ!っつ!いっつてーだろッツ!!!」
涙眼になって俺は二人に振り返った。
「止せ司!」
=「相手が悪い」
=「ココはガマンだ。ガマンしろ」
それぞれが小声で口を揃えて俺を押し留める。
俺達の遣り取りに、馬鹿女はくるりと振り返り、軽蔑の視線を投げ付けた。
「それだけ元気があれば、サッサと退院すれば? アタシがお見舞いに来る必要なんてないでしょ?」
馬鹿女がココに来たのは、父親である社長から言われて仕方なく。
しかも……
キツイ視線を投掛けて……
喧嘩売ってンのか? この女ァ!
「何ィ?」
カチンと来た。
コイツが男だったら、俺は間違いなくブッ飛ばす!(今……怪我人だけどよ)
「フン!」
馬鹿女は鼻を鳴らしてさっさと立ち去った。
「〜〜〜っきしょぉおお! お前等、何で止めたんだよ!」
俺は顔を真っ赤にして二人を睨んだ。
「けどよぉ、司……」
馬鹿女の後姿を嬉しそうに眼で追っている松永がボソッと呟いた。
コイツ……あの馬鹿女の後姿を今夜のオカズにするツモリかぁ?
「あンだよ?」
「直接の加害者でも、被害者でもないんだろ?幾ら自分の社員だからってチョットおかしくね?」
「知るかよ! ンな事」
俺は聞く耳持たず状態で、松永のギモンを一蹴する。
見上げた視線の先に壁掛け時計があった。
あッツ、もうスグご機嫌タイムだ。
二日に一度、俺は見習いナースに身体を拭いて貰っている。
途端にソワソワして落着かなくなった。
「あーあ、司ってばお子様状態じゃん」
俺がキョドッているのを見て向井が呆れた。
「うるせー。お、お前等もう用が無いならトットト帰れよ」
俺が二人を追い払おうとしていると、すぐにその子は遣って来た。
個室のドアが開き、見習いナースの里佳子ちゃんが、バケツと暖かいクーラーにお絞りを一杯入れて遣って来た。
「日高さん、お体拭きましょうねー」
「はーい……ってぇ、お前等帰れよ」
俺は、遣って来た里佳子ちゃんに視線を奪われている二人に向かって、薄情にも部屋から追い出してしまった。
「ああ! さっきの看護婦さん……司ぁ〜オマエって……チクショーウラヤマシイぞぉ?」
向井達がまだ何か言っていたが、この際、無視する。
不満タラタラの二人を追い返して、室内は俺と里佳子ちゃんだけになった。
「スミマセン。あいつ等うるさくって……」
「いいのよ? じゃ、始めましょうか?」
里佳子ちゃんは爽やかに笑った。
そして廊下の人目を気にしながら後ろ手にドアを閉じて、俺ににっこりと笑い掛けた。
かっ、カワイイ。この無邪気な笑顔が良いんだよな〜〜〜。
待っていました、二日に一度の快感タイム!
え? 爽快の間違いだろって?
いんや。だって、その証拠に、ほら……
かちゃっ!
鍵が掛けられる。
最初俺は、彼女が何で鍵を閉めるのか、その意味が判らなかった。
俺とした事が……
「日高さぁん、傷の具合はどおぉ?」
「ええ、お蔭様で……調子いいッスよ? あう?」
ってえ、彼女はイキナリベッドの俺に馬乗りになった。
あの〜、俺、一応まだ怪我人なんスけど……
里佳子ちゃんは丁度俺の股間辺りに跨り、四つん這いになって俺に顔を近付けた。
薄いピンクの制服から、恥ずかしそうに深い谷間が覗いて見える。
女性の平均よりも、少し小柄な里佳子ちゃんは、とっても感じやすい女の子だった。
最近蒸し暑いからか、でっかいクチバシクリップで亜麻色に染めたウエービーヘアを一纏めにアップにしている。
纏め切れなかったのか、それともワザとなのか、ハラリと項に落とされた後れ毛が妙に色っぽい。
院内での化粧が制限されている事への反抗からか、彼女はよくカラーコンタクトを愛用している。
今日は濃いマリンブルーの瞳。色白の肌に、これが人形みたいにとってもよく似合っている。
俺はその世界はよくは知らないが、これってコスプレ?
向井達に言わせると、萌え々系のお嬢さんナースなのだそうだ。
「検温されましたぁ?」
鼻に掛かった甘ーい声で一応、俺の体調を確認する。
それと無く(って、この状態の何処が「それとなく」だよ?)誘っている里佳子ちゃんは、とっても、とっても嬉しそう。
にっこり笑って……カワイイー。
「はっ、はい」
これから行われるであろう事に、俺の胸はドキドキと高鳴った。
俺だってこの固定された身体じゃなければ、もうとっくに襲っている。
「お熱は今日なかったのね?」
「はい」
チョッときんちょー。俺、まだ表情硬いナー。
先週はムリして熱出したもんなー。
「じゃあ〜、ご褒美」
里佳子ちゃんは俺の頬にチュッと軽くキスをして、ほんの少し顔を赤らめた。
んあ〜堪ンね〜。
俺はたったそれだけで舞い上がった。(溜まってンのかなー?)
「軽いリハビリ……ね?」
そう言うと、里佳子ちゃんは俺のパジャマをささっと脱がせた。
サスガ、手馴れてる。
既に俺の分身はスタンバイOK状態だ。
里佳子ちゃんはソソリ立つ俺のモノを見るなり、頬を赤らめた。
切ない溜め息を漏らして俺に媚びて見せる。
「うふん? 良いかしら?」
いやー、俺は遠慮なくどーぞ、どーぞってなカンジ?
「この間みたいにムリさせないからねぇ」
里佳子ちゃんは嬉しそうにそう言って、小柄な身体の向きを換えて、上下反転移動させる。
そして可愛らしいパールピンクに輝くグロス塗りの唇を開いてぱくっと咥え込んだ。
「あっ!」
イキナリかよ?
びくりと俺の身体が反応する。
まあ、時間が限られているから仕方ないんだろうけど、俺の方の心の準備があああ〜〜〜。
身体の向きを変えた事で、大きく俺を跨いでいる彼女の下半身が、俺の目の前に強烈どアップで曝け出される。
うわ、里佳子ちゃん……君って今日はノーパンなの?
ここまで来るのにスースーしてたでしょ?
「うン、司クンもぉ、早くぅう」
里佳子ちゃんは俺の目の前でイヤラシく腰を大きく振っておねだりをする。
そんな動きしちゃ、奥の襞まで見えちゃうよ?
「あん、あん、あん……」
里佳子ちゃんのオネダリに応えると、彼女はかわいい声を上げてヨガッた。
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