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警告   この作品は<R-18>です。 18歳未満の方は移動してください。
警告!この節は「艶聞 一刀流事始め」の主筋とは関係ありません。ただ、美少年が大勢に犯される場面を強調してあり、鬼畜度がかなり高いので、お嫌いな方は読まない方がよろしいです。
六 清太郎の受難
六 清太郎の受難


 ようやく川の水量が減り、渡しが始まった時、一頭の馬に乗った者が宿に着いた。それは弥五郎が伝授した十人の弟子の一人だった。
「お師匠様!・・・大変です!清太郎様が!」
 弥五郎達は村にとって返した。

 村は野党の襲撃を受け、庄屋は半分焼け落ちていた。慌ただしく人が行き交い、あちこちの家屋に夥しい矢が刺さり、死人の上に藁が置かれていた。
 煙がまだくすぶる庄屋に入ると、頭に血が滲んだ包帯を巻き、右手の矢傷を下女に手当てして貰っている庄屋の徳兵衛がいた。
「伊藤様・・・昨夜、野党どもが突然襲って来ました・・・」
「清太郎はどうした!」
「清太郎は・・・この村を救うために自ら捕らえられました」
「なんだと!」
「野党に全員滅ぼされるのを防ぐため、米を渡そうと交渉したのです。向こうも我等の抵抗で傷を負った者が多く、示談に乗ってきたのですが、女も寄越せと・・・」
「それで!」
「清太郎が、それは出来ないと首領の村井に言うと、奴は・・・」
「!」
「清太郎を寄越せと」
「む!」
「清太郎は村を救うため奴らと行きました・・・」
 徳兵衛はうわーと泣き出した。
「奴らは・・・儂等の前で、清太郎を裸にして後ろ手を縛り上げ、紙縒を外し女のように髪を下げさせて・・・これほどの辱めにあってもあいつは・・・あいつは毅然と歩いて行きました!」
 後ろにいた小鬼の目が嗤ったようだ。
 だが、弥五郎の目に凶暴な光りが宿った。


 村井鮫之助が率いる野党の一派は、昔の領主の出城である小高い山の砦を根城にしていた。
 広い丸太を組み合わせた平屋の詰め所に一党、五十人が戦勝の美酒に酔っていた。既に夜も更けたが、奪った油で部屋の中は明るい。
 鮫之助は虎の皮の上に胡座で、近隣の村から拐かしてきた女性に酒を注がしていた。その前に女のように横座りをしている少年を眺めていた。
 少年は両手を広げられ、頭の後ろで一本の長い横木に括られ、裸足で歩かされたため傷ついた足の痛みに耐えていた。

 清太郎は何も着せられていなかった。太腕には、連れてこられたときの縄の跡がくっきりと痣となっている。
 両手を括られている横木は、両端に縄が巻かれ、上に行く途中で一本の縄になり、高い屋根の囲炉裏を釣る桟に伸びている。その縄と横木は、清太郎の両腕を、キリシタンのクルスのデウスのように高く釣っているのだ。
 横木が空中で清太郎の呼吸に従って揺れる。
 桟から下に戻った縄の端は、少し離れた所にある弦巻機に巻かれ、それを巻くことにより清太郎は両手を広げた状態で釣り上げられることになる。

「ふふ・・・そこらへんの女よりも美しいな・・・噂には聞いていたがこれほどとは」
 清太郎はきっと鮫之助を睨むと、
「けがわらしい!さっさと殺せ!」
 鮫之助はぐびと杯を空けると、
「おいおい・・・お前は女達の代わりにここに来たんだ。それを忘れるな!お前が死ねば儂等はまたお前の村を襲うぞ!今度は撫で切り(皆殺し)じゃ!」
 清太郎は怒りの目で周りの連中を見回した。
 浅黒い汚い髭面の男達は爛々とした目で、清太郎の肉体をぬめ回していた。舌なめずりして褌に手を突っ込んで巨大なものを扱いている奴もいる。
 彼らは、清太郎の男になる前の、汗で光沢のある肉体に、狼のように襲いかかる瞬間を待っている。
 弾力的な薄い脂肪に覆われた腕や腰、尻と腿。
 彼らにとって今の清太郎は、汚い精液を掛け注ぎ込む対象以外の何者でもなかった。女でなく美しい少年、という目新しい『獲物』に夢中になっていた。まして脂肪が乗った胸の弥五郎に愛された乳首は心ならずもつんと上を向き、触られるのを待っているようだ。

「お頭!もう我慢がならぬ!こいつは本当に上玉じゃ!可愛がってやりましょう!」
 一人が起って叫ぶと、皆がうおーっと合した。そやつが涎を拭きながら弦巻機に駆け寄り、がらがらとそれを回した!
 清太郎の手は上に引っ張られ、強引に立たされていく!
 後ろから素早く寄った男が、清太郎の口に細い竹を噛ませ、紐で両端を結んだ!
「あぐっ!」
 清太郎は、もう舌を噛んで死ぬことも出来なくなった!ちょうど突っ立つぐらいの高さに横木が釣り上げられた時、同じ男は門衛が持つ杖を横にして、清太郎の足を縄で括ろうとした!清太郎はそやつを蹴飛ばしたが後ろの男に、ふぐりをむんずと掴まれた。清太郎の体は硬直した。
 清太郎のかもしかのような足は大きく開かれ、杖に固定された!
 男は清太郎の陰茎の回りに皮紐を巻き、強く縛った!そして暑さで釣り下がったふぐりに皮紐を何十にも巻き、瓢箪のようにする。清太郎の睾丸は、すでに体内に隠れることは出来なくなった。男は丁寧にも二つの睾丸の間にも紐を渡した。
 清太郎の股の下には、ぱんぱんに張った二つの球体が飛び出した。男は満足そうに戒められた球体を揉んだ。
「う!んーっ!」
 清太郎は激しい痛みと羞恥に身を捩る。だが、刺激によって茎は大きくなってしまう!

 しゃべることも出来ず、体を動かすことも禁じられた清太郎の目は、それでも爛々として鮫之助を睨む。
 暗い部屋に白い肌の清太郎の体が、キリシタンの十字架の彫像のように浮き上がる。
 毅然とした少年の美しさと艶めかしい肉体!
 下腹に力を入れるたびに意に反して妖艶な動きになってしまう。皮紐で括れた茎と睾丸が淫靡に揺れる。野卑な男達が舌なめずりしてじりじりと近づいてくる。
 この美しさをめちゃめちゃに汚し、その腹に自分達の子種を注ぎ込むことしか彼らの頭には無かった。

 鮫之助がふらりと立った。
「まず儂からじゃ!」
 下卑た笑いをしながら清太郎の乳首を摘み、尻を撫で回した。歯を食いしばり、目を瞑った眉間に嫌悪の筋が入る。
「お清・・・尻を突き出せ」
 清太郎はおぞましそうな目で睨む。体を直立させたままだ。
「お清!儂の優しさも限界があるぞ!尻を出せ!」
 だが、清太郎は目を瞑って無視した。
「よかろう・・・ではこうだ!」
 鮫之助は座席にあった馬用の鞭を持った。短い柄に三尺(90センチ)の皮紐の束が付いている。釣り下げられた清太郎を中心に、思い思いに宴座についていた兵達が酒杯の手を止めて面白そうに注視する。
 鮫之助は、鞭を清太郎の男の子としては大きな骨盤の絹肌の尻に思い切り打ちつけた!鋭く無慈悲な音。
「あうっ!」
 清太郎は竹の猿轡を噛み締めた!身を捩った。
「お清・・・言うことを聞かぬ馬はこのように躾るのよ!それっ!」
 部屋の中に、声にならぬ悲鳴と柔肌に打ちつけられる鞭の音が、幾度と無く響いた。気の早い連中が、鎧と草摺りを外す音ががちゃがちゃと聞こえる。

 清太郎は力尽き、自分の意志とは別に尻を突き出していた。
 激痛に堪える筋肉の硬直のため、背に体を起こす力がなくなった。両手を釣られているので背中が反り、大きく足を開かせられているので膝を伸ばすしかない。そして腰の関節をつっかい棒にして立つしかなくなったのだ。
 体が硬ければ膝を突いたかも知れないが、清太郎の関節の柔軟さが却ってその姿勢を保たせた。
 頭を、広げられた両腕の下に垂れた清太郎の頬から、ぽたぽたと汗と涙が落ちた。長い髪は目にかかり胸と背中に別れて揺れる。息を突くたびに動く胸と下腹。鞭の跡が、背中と尻や腿に縦横に付き、血が滲む。
 部屋の中は、これ以上はあるまいというほどの欲情の興奮が渦巻いていた。
 鞭打ちの間に扱いて出してしまった男もいる。皆が清太郎に吸い付き、抉り入れる瞬間を待っていた!
「腐腐・・・意地を張らねば良いものを・・・」
 鮫之助は鎧の胴の下から袴を脱ぎ、汚い毛だらけの尻を剥き出しにして、清太郎の腰を掴んだ。唾を蕾の上に垂らして指を突っ込み、ぴったりと密着した口をこじ開けた。
「ぐ・・・うう・・・」
 清太郎が思わず膝を折る。鮫之助が両腰を掴んで引き上げた。亀頭を突き入れた!
「それっ!」
 青筋立った大鰻のように、力任せにずるずると挿入されていく!
「あうっ!・・・あ・・・」
 清太郎は悶えた!何という屈辱!叫んだが声にならなかった。ぎりと奥歯で細竹を噛む。
(殺せ!・・・)
「お・・・これは・・・よい・・・お清!お前は・・・本当に男か!」
 かどわかされてきた女達は目を覆い、泣き喚いていた。そして部屋から次々に出て行った。哀れな美しい餌食に夢中の男どもは、そんなことにもう構っていない。見張りも騒ぎを聞いて部屋に入ってくる。

「うおおおっ!貰ったあ!」
 鮫之助は絶叫を上げて果てた。熱湯が清太郎の体内に注がれた!
「んんー!・・・ん」
 何度も熱湯が噴出した。
 射精し終わったとき、清太郎の尻の肉を掴み、広げてずると巨大な一物を抜くと、清太郎の肉の内部までが見えた!白い混濁が会陰を伝う。ふぐりを戒められているため、会陰がぷくと張っている。清太郎の太股が辱めに震えた。
 思いも寄らなかった快感に、鮫之助は、
「まだまだじゃ!お清!お前も足りんじゃろう!」
 鮫之助は鎧と着物を全て脱ぎ捨てはじめた!
 周りの男達はびっくりした。鮫之助が独り占めすると思ったのだ。
「おお!御屋形様!儂等にも残して置いてくだせえ!」
「心配するな!ちゃんと廻してやる!このの子がここまでよいとは思わなかったわ!病みつきになりそうじゃ!もう少し楽しませろ!」
 清太郎には全く不運だった!
 鮫之助のこの言動に男達の妄想は膨らみ、それが肉欲をさらに高める結果となった。熱気の中、じりじりと我慢を強いられる彼らの陰嚢は、膿む様に大量な精液を孕みだしていた。
 鮫之助は、今度は清太郎の背中と尻を抱き込み、肌を合わせた。獣に懐かれるおぞましさに清太郎は身を捩る。それをこの野獣は喜んでさらに強く抱く。毛もじゃらの胸の感覚に身の毛がよだつ。その両手は清太郎の乳首を掴み、女にやるようにいじり回す。
「あ・・・ぐっ!」
 清太郎の髪の匂いを嗅ぎ、うなじにかぶりついて、激しく腰を突き出した。
「よい匂いじゃ!お清!お前は儂等の精を吸いまくる魔性じゃ!よいぞ!幾らでもくれてやる!」
 周りの外道達は、鮫之助の腰の突きにあわせ『お清!お清!』と手を打ち、かけ声を掛けはじめた。
 こうして鮫之助は衆人環視の中で、何度も清太郎に子種を放った。
 終わった鮫之助は、満足げにふらりと座に戻り、酒を自分で注いだ。
 その直後、既に素っ裸になっていた鮫之助の腹心の小頭が、清太郎に乗った。またかけ声が鳴り響いた。小頭が清太郎の長い髪を引きぴったりと肉体を合わせて叫んだ。
「うおーっ!お頭が言った通りじゃ!なんと極楽よ!女はもう要らぬ!」
 兵の指揮を取る主立った者達が続く。野党の兵の先に立つ者達は、非情さと体力に限りがなかった。清太郎の膝が折れると力強い腕で腰が引き上げられ、肉の楔で固定された。
 数人の小頭達が精を放った。
 今度は待ちに待った兵隊どもが、清太郎を犯しはじめた。皆、素っ裸になり清太郎の肌を舐め回す。横になって酒や肉を食っていた者が、また催してそれに加わった。
 清太郎の蕾は既に裂け、鮮血が野獣どもの白い精液とともに下の床に流れ落ちた。五十人の屈強な男が何度も放つ白濁は床に滝の様に流れ、おぞましい溜まりを作った。誰かが清太郎の髪を掴みそれを見せて耳に囁いた。
「・・・これを後で全部飲むんじゃ!それが今日からのお前の朝晩の食事よ」
 清之助は、後ろから突かれる動きに首を合わせながら、虚ろな目で床に溜まった白濁を見ていた。
 お師匠様・・・弥五郎様・・・清太郎は・・・体の全てを、獣たちの穢れにまみれさせてここで果てます・・・
 涙が止めどなく流れた。

 清太郎は、順番を待つ酒臭い獣に、閉めることを禁じられた口を吸われ、乳首を千切られるほどに囓られ吸われた。あざだらけの胸に充血した乳首と乳暈が内出血のため脹れあがり、幼い女の乳房のように見えた。舐められるだけでつんざけるような刺激を受ける。
「ぐぐーっ!」
 何度その肉体をびくつかせたことか!だが、あまりに強く吸われたためか、乳首を形作る脂肪が乳腺から出てきた。真っ赤に腫れ上がった乳首に白い塊がのぞく。男達は夢中になって吸い付いた!
 このような地獄絵図がいつまで続くのだろうか!
 際限なく擦り上げられる腸内の秘所も腫れ上がり、快感を通り越して地獄の苦痛を味わう。その茎からは常に透明な液が糸を引いて、精液溜まりの前の床を濡らし続けていた。情け容赦ない男がその前に胡座をかいてこうがいを取り出し、舐め回して清太郎の半分勃起した茎に差し入れていった!
 清太郎の目が見開かれ、高い悲鳴が響き渡った!

 鮫之助は、清太郎の喘ぎや悲鳴を聞きながら、当分、性欲の上質の捌け口に困らないことににんまりしていた。
 これを何日も続けたら、恥ずかしさに逃げることも死ぬことも出来なくなる。お清は俺たちの精を喰らう奴隷になるだろう。女は孕むのでやっかいだが、お清ならその心配はない。ちょっとその気になったとき口か尻で可愛がってやる。
 乳首も白いものが出てきたぐらいだから、女みたいになるだろう。金の金具で大きな穴を空けてやろう。それに紐を付けて毎日引っ張ってやれば、吸うのによい大きさになるだろう。
 男の子というのもいい。
 同じ男だから何で悦ぶのも分かっている。尻に肉の楔を打ち込みながら、女を抱かしてやればその両方の快楽に虜になるだろう。ぎりぎりと縛って縄の楽しみも教えてやる・・・それで、ちょっと優しくしてやれば何でもするようになるだろう。飛び切りの美人だしな・・・気の向いた時に引っ張っていってあの庄屋に見せてやるか・・・緊縛と乳首の棘枷の愉悦に茎から汁を垂れ流し、俺の一物を悦んで銜えている長い美しい髪のお清を・・・髪を掻き上げて、一心に儂のものを喉まで入れているお清のうなじを撫でながらな・・・そう考えていると、この外道は久しぶりの快い疲労感に眠気を催した。

 まわりがざわついた。
 部屋の周りで喧嘩でも起こったか。だが、相変わらず、清太郎に突き込む野獣の唸り声と、可愛い呻きは聞こえる。かけ声も聞こえる。ちょっと人数が減ったようだが・・・
 誰かが、瓶を落とした。どんとそれが落ちて転がる音が。ひゅんと幽かな空を切る音。
 ぎゃーという悲鳴。
 鮫之助ははっと目を見開いた。清太郎の尻を犯している奴の腰が動いている。
 ・・・だが、そやつの首がない!
 ゆっくりと首のない体が後ろに倒れる。差し込んだ長大なものが徐々に抜けていく。最後の射精が抜けた後も続いている!周りの連中も皆転がっている!首が皆無い!
 鮫之助は手を突いて上座の刀掛けに手を伸ばした。その時、腹に衝撃が!顔を上げて見る。
 そこには鬼神のような男が刀を右に下げて見下ろしていた。慌てて刀に手を伸ばす。だが、足が動かない・・・下を見た。
 自分の胴から下が後ろで転がっているのが見えた。

 弥五郎は釣り下げられた清太郎に走り寄り、その顔をそっと持ち上げた。
「おい!清太郎!気をしっかり持て!」
 猿轡を外してやる。清太郎は懐かしい師の顔を認めると微笑んだ・・・しかしつうと涙を落とすと、
「お師匠様・・・もう私は・・・貴方に顔を向けることは出来ません・・・殺して下さい」
「馬鹿なことを言うな!今、下ろしてやる」
 清太郎はきっと弥五郎を睨んだ。
「・・・ではこんな私をまた抱いてくれるのですか!」
「な・・・何を言っておる!お前はひどい目にあって混乱しておるのだ!」
「いやだ!弥五郎様に汚い体と思われては、もう生きていけません!」
「また抱く・・・本当じゃ」
「ならば、今ここで!・・・それがならなければ私は死にます!」
 弥五郎はこの少年の想いの強さに衝撃を受けた。
「・・・ならば・・・よいのだな?」
 清太郎は、野党どもに犯されていた姿そのままでこっくり頷いた。
 弥五郎は清太郎の顎を持ち、優しくその口を吸い、乳首を撫でた。
「う・・・!」
 清太郎は仰け反ったが、優しい師の愛撫に体がはじめて熱くなってきた。
 熱い口づけを交わしながら、弥五郎は胸を吸い、茎の戒めを解いてやる。鈴口が裂けて血を流していたが、清太郎の茎は大きくなってきた。蕾から、大量の穢れた獣の汚濁と鮮血が流れ続けていた。感覚はない。だが、茎に血が集まることによって出血が止まって行く。
 首のない五十の死体の中で、両手両足を広げられて横棒に固定され、ずたずたに犯され汚液にまみれた少年と交わるとは、なんという異常さ、淫靡さよ!
 余人が見たら、儂もこの少年にさらなる辱めを与える野党と同じと思うだろう。
 弥五郎の口が、傷口に触らぬように清太郎の果実をそっと含んだ。
 もう生きては会えぬと思った愛しい人の熱さ・・・清太郎は夥しい血を失っていたが、陰部に滾る力を感じた。ああ・・・これが最後でもいい・・・俺の為に危険を顧みず斬り込んでくれた弥五郎様!剣士であるからには、危険なときは非情にならなくてはならないのに。
 弥五郎がふぐりを優しく揉んでやる。
「あ・・・!」
 弥五郎の口の中で清太郎は果てた。
 激痛の中に快感が・・・そして意識が遠のいていった・・・

「・・・伊藤様・・・!よくぞご無事で!ああ・・・清太郎!」
 徳兵衛は清太郎を抱いた弥五郎に走り寄った。途中の小川で清太郎の体を洗い、連れ帰った女達の小袖を借りて包んでいた。
「清太郎はよく耐えた・・・儂の弟子に相応しい」
 気を失っている大切な息子を受け取り、抱きかかえる庄屋に聞いた。
「善鬼は帰ったか?」
「は・・・はい。もうとっくに。・・・風呂に入りに行かれました」
 小鬼は瓶割刀を持って、もう一つの野党の砦に行ったのだ。後で首尾を見に行った者達は震え上がった。
 弥五郎は主に首を刎ねていったが、小鬼は全ての野党を縦に切り裂いていた。


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