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この作品は<R-18>です。
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太陽と蜂蜜-34
「・・・・・あのさ、陽。あんまり、その・・・触らないでくれる?」
「えーいいじゃん!減るもんじゃないんだし!!にしてもお前、体綺麗だなー。」
「もう、いいよ陽ってば。もうお終い!じゃないと――――」
「じゃないとなんだよ・・・って、ミツ顔赤いけどどうかした!?」
「だから、変なとこまで反応しちゃうから、それ以上はもう触らないで・・・・・。」
「!!!ま、マジかよ!?」
一瞬にしてサーッと静まり返る2人の空気。
ミツのスイッチは俺だったんだと思い返して、思わず両手を後ろに隠す。
「・・・・・そんなに驚かなくても。ちょっと傷つくし・・・・・。」
「あ、あぁ!ごめん。ついビックリして・・・ははっ・・・。」
頭をかきながら空笑いしたが、ミツは微妙な顔をしていた。
好きな子に触られたら、いろんな変化が現れるって事なんだな・・・と俺はまた学習したのだった。
(男って、何かと大変なんだな〜・・・って俺も男だけど・・・汗。)
お昼過ぎから公園にやって来て、あっという間に時間が流れた。
1日の日照時間が短い冬、思いのほか日の落ちるのは早い。
周りの賑わいも落ち着いてきて、気が付けば空はグレーの雲を呼び集めていた。
「今日は一日晴れだと思ってたのに、いつの間にか雲ばっかりだね。」
「あー。こりゃ、ひと雨くるかもな・・・・・。」
「そろそろ戻ろっか。」
「そうだな。足大丈夫か?―――」
出口から真逆の位置にいた俺達は、なるべく最短の距離を目指した。
公園の調度真ん中にある、緑生い茂る広場を横切っていた所で、ポタポタと何かが落ちた。
予想通りに空からは、雨粒が降り始めた。
「おいおい!結構強くないか!?」
「ちょっとまずいね・・・!とりあえず、あそこに・・・」
ミツがあそこと指差した先には、用具を仕舞う小さなプレハブ小屋が立っていた。
遠くから、この雨に驚く人々の声が聞こえてくる。
『ザザーッ』 と可愛らしくない音を立て、雨は容赦なく地面を濡らした。
運良く開いた扉から進入し、豪雨が落ち着くのを一先ず待つ。
水を吸い取ったジャケットが重く感じられたが、それを脱げるような温かさもなく。
俺は体の震えを抑えるのに精一杯だった。
「陽、大丈夫?俺の上着着ていいから!」
「や、大丈夫だよ。そんな事したらミツが風邪ひく。それより・・・包帯泥で真っ黒だなー!」
「わ!ホントだ。・・・ックシュン!!」
「ほらみろ!行った通りだっ!もっとくっついてた方がいい!」
「・・・うん。」
狭く薄暗い室内で、寒さを耐え忍ぶにはこれが一番の策。
ミツの体が側に寄り、俺はミツの濡れた手の平をそっと握った・・・。
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