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微妙な出来上がりになってしまいましたOrz
第十話「風と乱れる」
 前略ーーお父様、お母様。
 お元気ですか?
 急に未知な世界へと飛ばされた私ですが、心配はいりません。
 こちらの世界に居る親切な人たちのお世話になりながら充実(?)した毎日を送っています。
 だけど、今になって思った事は
 解放してくれないかなぁーーいや、マジで。
 このままでは人間として駄目になりそうだ。
 俺も男だ。
 美女や美少女に言い寄られればその気がなくとも、その気になってしまう。
 悪いか?
 この世界に飛ばされた時に保護してくれた少女に何故かいきなり行為を求められ
 ドジを踏んだメイメイドに何故か行為を求められ
 普段は素っ気なくあしらいながらも前触れもなく甘えて来て、何故か行為を求められる。
 次は何だ?
 女王様やお姫様か?
 代わって欲しい奴は俺に連絡をーー
「何やってるんだーー俺は」
 ビリビリ
 俺は気紛れに書いていた手紙を破る。
 ここに来て俺は変になったようだ。
 元の世界に居たときは普通だった……本当だ。
 俺はーーっとその前に
「何をやっている?」
「救世主様の百面相を眺めています」
 いつの間にかそこへ居たのはシェリル。
 元々は女王様の専属メイドだったらしいが、今は俺の世話係だ。
「救世主様はやめてくれ」
「ご主人様とお呼びした方がよろしかったでしょうか?」
「……」
「……マニアック」
 誰がだ。
「ところでご主人様にお願いがーー」
 もう呼ぶのか
「何だ?」
「フィーネさんにお食事を届けて下さいませんか?」
 そう言って何処からか美味そうな香りがするトレーを取り出す。
 そこにはまた美味そうな料理が並べられていた。
「構わないがーー何で俺なんだ?」
「その方がフィーネさんもお喜びになられるからです」
「喜ぶ?」
「わからないならわからないで良いです。鈍いご主人様も可愛いですからーーきゃっ」
「……行ってくる」
 俺は何かのスイッチが入ったシェリルを放置し、そのまま自室を出た。
 慣れとは便利だな。
 広くて迷いそうだと思っていた場所も今は歩き回れるようになっていた。
 そんな事を考えていると前方不注意になっていたらしい。
 誰かとぶつかってしまう。
「うわっ……と!」
 ぶつかった相手も予想外だったのか後ろへ倒れそうになる。
「おっと……」
 すんでのところで俺はぶつかった相手の手を掴んだ。
「ありがとうーー助かったよ」
 ぶつかった相手は俺より少し背の低い女性で、白衣を着ていた。
 俺を咎める意志は無さそうだ。
 女性は体勢を立て直し息を吐く。
「すまぬな。考えごとをしていて前方が不注意だった」
「いや。俺も似たようなものだ」
「そうかーーむ。救世主殿ではないか」
 またそれかーーいや、慣れたけど。
「救世主殿ーーいちいち言いにくいな。名は何という?」
 上から目線な喋り方をするが俺は不思議と不快感はしなかった。
「一輝だ」
「カズキさんか。良い名だーー我はレミル」
「……そちらこそ良い名前だな」
「うむ
 レミルは俺の言葉に頷いた後、少し照れくさそうにする。
「それより……何時まで手を握っているつもりだ?」
「す、すまない」
 俺があわてて手を離すとレミルは少し笑う。
「行かなくていいのか?」
 そうだった。
 俺にはフィーネに食事を届ける役目があったのだ。
「では、またなーー気遣ってやれよ」
 レミルはそう言い残すと立ち去って行く。
「……何だったんだ?」
 俺は首を傾げながらも彼女を見送り終えると俺はフィーネの元へと急ぐ。
 俺が持って行く意味なんかあるのか?
 という疑問が浮かばないでも無いが途中で放棄するのは気が引ける。
 色々と考えている内にフィーネの部屋へと辿り着く。
 正しくはフィーネが閉じ込められている部屋だ。
 この処罰を提案したのは俺なだけあって罪悪感で胸が苦しい。
 とは言っても、ずっとこうしている訳にも行かない。
 覚悟を決めた俺はドアをノックする。
「……はい」
「俺だ」
「カズキ殿……どうぞ」
 入室の許可を得た俺はドアを開ける。
「……何か?」
 ベッドに腰をかけたフィーネが入室して来た俺に視線を向ける。
 やつれている訳ではないが、彼女から明るさを感じられない。
 当然と言えば当然だが。
「食事を持って来た訳だが」
「……わざわざ、すみません」
 フィーネは礼を言いベッドから立ち上がると、危なっかしい足取りでトレーを受け取りに来る。
「……」
「……」
 何なんだこの沈黙は?
「カズキ殿ーー」
「ん?」
「今から私は独り言を言うのでーー」
 自分の事を打ち明けるというのは彼女。
 
「ああ。 独り言なら仕方ないなーーたまたま食事を届けに来た俺がたまたま聞いただけだ」
「……ありがとうございます」
「……」
「私は生まれもって戦士の血が流れていますーー」
 アヤメも同じ事を言っていたな。
「私は戦うだけに生まれてきたーーという事です」
「……」
 戦うだけの為に生まれてきた?
「幼い頃から私は戦いに餓え、周りに迷惑をかけて来ました」
「……」
「今回はフレイやカズキ殿にまでーーどう償えば良いか……」
 何を言うべきか思いつかない。
 俺は溜め息をつくとフィーネの頭を撫でてやる。
 気の利いた事が言えない代わりだ。
 こんな事しか出来ない自分が情けなく思えてくる。
 だが、それでもフィーネは漸く何時もの涼しげな笑みを浮かべた。
「……ありがとうございます」
「礼を言われる程じゃーー」
「いいえ」
 フィーネは首を横に振る。
「貴方はルカやフレイと言っていた通りーー素晴らしいお方です」
「そ、そうか……」
 頬を赤く染めると何故か詰め寄って来るフィーネ。
 ベッドまで追い詰められた俺はそのままそこに座り込んでしまう。
 ていうか、何でそんなに近づいて来る?
「カズキ殿……」
「ど、どうかしたか?」
 フィーネの顔が急接近して来た!
 彼女の香りが鼻をくすぐりそれだけで動けなくなる。
「……」
 更にフィーネが覆い被さるように俺の上へと移動した。
 こうなれば、鈍い俺でも後の展開ぐらい予想できる。
「カズキ殿を私の奥深くに刻んでください……」
 今までに無い表現だが同じ行為を指すだろう。
 フィーネの香りが強くなる。
 その香りに俺は以上な興奮の高まりを感じた。
「……!」
 気づくと俺はフィーネの唇にキスをしていた。
 自分でもお驚きの行動だ。
 今の俺はどうかしている。
 何時ものように行為を避けようとする気が起きない。
「カズキ殿?」
 俺はフィーネの股間に手を伸ばすと人差し指で下着の上から泌部を撫でた。
「う……」
 フィーネは抵抗せず黙って俺のされるがままになっている。
 下着の上からでもわかるぐらいにそこは水気が強くなっていく。
「汚れるから下着は脱いだ方がいい」
「……はい」
 フィーネは戸惑いながらも下着の両端を掴み、一気に下ろす。
 フィーネの本来は隠すべき部分が露わになる。
「あの……余り直視しないで下さい……」
 恥ずかしがるフィーネの言葉にも興奮は高まっていくばかりだ。
 刻まれた陰裂を指先でなぞりながら敏感そうな突起ーークリ○リスにも触れる。
「……!」
 慣れない感覚に戸惑いながらもフィーネは抵抗をしようとはしない。
 俺はフィーネの上着も脱がせていく。
 胸を覆う下着も取り除き、形の良い膨らんだ乳房が現れた。
可愛らしく反応している乳首を舐め上げる。
「う……!」
 フィーネから甘い声が零れる。
 もっとそれが聞きたいと思った俺はフィーネの陰裂を指で控え目に開くとそこに口を近づける。
 そして大胆に舐め始めた。
「カズキ殿……!」
 流石に恥ずかしくなったのか初めて抵抗をして来た。
「恥ずかしいか?」
「カズキ殿……余り意地悪をしないで下さい……」
 意地悪をしている訳ではないがーー俺の方も我慢限界のようだ。
「これが……カズキ殿の……」
 ズボンの上から見てもわかるぐらいに俺のは完全に勃起していた。
 フィーネは俺のズボンに手をかけ下ろしていく。
「……」
 そして、次に俺の穿いていた下着を下ろしフィーネは顔を赤くした。
 限界だと言わんばかりに勃起した肉棒がフィーネの鼻先に突きつけられる。
「これをあの娘たちも……」
 フィーネは息をのむと背を向け四つん這いになった。
「良いんだな?」
「……はい」
 俺はフィーネの後ろに膝をつくと、手で支えながら亀頭を陰裂に近づけていく。
 閉じた陰裂が亀頭によって押し開かれていく。
「う……」
 がっしりとフィーネの腰を掴み、亀頭を進ませていく。
「……痛っ!」
 苦痛の声を上げるフィーネ。
 まだ亀頭の半分しか収まっていない。
「やめるか?」
「嫌です……続けて下さい」
 俺は頷くと肉棒を奥に進ませた。
 肉棒が突き刺さった膣口からは鮮血が流れており、見るだけで痛々しい。
「カズキ殿……早く来てください……切なくて壊れてしまいます……!」
「行くぞ」
 俺は思い切り前に突き出す。
「ぁぁあっ!?」
 フィーネは泣き叫びながらも俺の責めに耐える。
 もう少しーーもう少しなんだ。
「カズキ殿……!」
 まだですか?
 そう聞こうとしたのだろう。
 俺の肉棒は全てと言えないもの……フィーネの中に収まっていた。
「カズキ殿が私の中に……!?」
 膣道が思い切り俺の肉棒を締め付けてくる。
「う、動くぞ……」
「はい……」
 俺は肉棒を前に突き出し後ろへ引きを繰り返していく。
「カズキ殿……!」
 フィーネの締め付けに俺は絶頂を迎えそうになる。
 何となく先に迎えるのは嫌だった。
 俺は前後の運動を速めていく。
「ぁっ! ぅあっ! ぁぁっ!?」
 ピチャ
 厭らしい水音が部屋中に響くが関係ない。
 今はフィーネを犯すように抱くことの方が先だ。
「カズキ殿……来ます……イくぅ……!」
 恐らく、フィーネが先に性的絶頂を迎えていた。
 安心した俺は彼女の膣内に精液を吐き出す。
 ドクドク
 彼女の中に注ぎ込まれていく精液。
 俺は射精による快感を感じながら意識を落としていくのだった。
ル:フレイさん
フ:なにさ?
ル:私たちって、出番少ないですよね?
フ:ボクは君ほどじゃないよ
ル:……


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