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  あいつ番外編 女装 作者:サー・トーマス
五 繋がって疾走
 わいわいと騒がしいキャンパスの隣の空間で、後脚で立たせたバイクの上で、二匹の獣が重なり合って淫靡な音と声を立てていた。
 夕暮れのさわやかな風が吹いていたが、俺たちの体温を冷ますにはまるで足りなかった。

 俺はあいつの胸の突起とショーツに包まれたペニスを執拗に愛撫していた。
 そして捲れたレザーのミニスカートの下から、この美しいメスに生殖器を打ち込んでいる!背徳的な後背位に、俺の劣情は怒り狂った肉棒に注がれた!
 艶めかしいあっあっという声・・・
 遂に俺は熱く粘った精子の塊を林太郎の中に放射した!
「ああーっ!」
 あいつは下腹の内部の滾るような感覚に大声を上げた!
 ・・・そして薄暗がりの駐輪場に、俺たちの激しい呼吸の音が・・・

 そのとき誰か来た!
「あの!そこにいるのは大介さん?」
 その人影はまだ遠く、お互いに認めることは出来なかったが、俺は分かった!
 薫!
 誰かが俺たちが駐輪場に向かったと教えたのだろう!よりによってこんな時に!

「くっ!」
 林太郎が身体を起こしてエンジンを掛け、吹かした。足を後ろに飛ばして後脚を上げた!バイクが前輪を浮き上げて発進した!俺のまだ大きさを保つペニスを入れたまま!
「ま・・・待て!りん!これじゃ、無理だ!」
 あいつは構わず、フルスロットルで出口に向かった。薫の横を擦り抜ける!
 林太郎は、瞬間の薫の驚いた顔を見ながら唇を舐めた。俺たちの結合部は、尻と腰がくっついていたので薫には見えなかっただろうが・・・!
 ・・・だが、俺たちが何をやっていたかは薫は感じた!コンテストの衣装のスカートを履いたあいつの後ろに密着した俺を見て。俺たちの熱い汗と精液の臭いを嗅ぎ取った。

 薫はそのとき俺をあいつから奪おうと思ったに違いない!(そのエピソードは『あいつ 番外編・プラスティック・ラブ』参照)

 バイクは三浦半島を縦断する横横新道を三百キロで走り抜いた。俺は必死に重力に抗って、あいつの身体に張り付いた。死への恐怖は無かった。轟音と加速度!だが、どんな振動でも俺のペニスをあいつの蕾から抜くことは不可能だった。俺は気が狂ったように腰を動かし続けていた!
 激しい振動に、耐え難いほどの快楽を味わいながら!
 蕾を穿たれながらあいつは運転をし続けた!快感に震えながら・・・だが、肉体の悦びとは別に、目的地へ向かう意志は明晰だった!例え麻薬を打たれ続けてもそれに負けることは無いかも知れない!あいつの精神は化け物のように強靱なのだ!(その関連の物語はサー・トーマスのサイトに掲載中の『りんと小吉の物語 二次創作・媚薬』参照)

 三浦の俺の下宿の下にバイクが着くと、さすがに俺たちは離れざるを得なかった。
 まだシートに座って、ハンドルを握りながら激しく息を突いているあいつの蕾から、筋金が入ったような俺の陰茎を抜いて行く。あいつの腸液にまみれて、ぬらぬらとした反り上がったものが引き出される感覚にあいつは必死に耐えている。背中の筋肉がタンクトップの薄い生地の下でのたうつ。俺の一物もあいつの蕾も充血して湯気が出るほど熱くなっている!
 亀頭の傘が最後に引っ掛かった!
「・・・んあ・・・!」
 精液と愛液にまみれた亀頭が出た!だが、俺は再びあいつの蕾の口にそれを付ける・・・筋を引いた粘液にまた引き戻されるように。
 もう一度突き込もうとしたが、下宿への小径に人の気配がした。俺は気力を絞りオスの欲望を抑え込んだ。
 あいつは運転が終わって張っていた気が抜けたのか、俺に倒れかかった。俺たちは階段を這い上がった。俺はあいつのジャージで下腹を隠して一緒に登り、部屋の鍵を乱暴に開けた!全てがまどろこっしい!

 俺たちは寝室に重なって転がり込んだ!
 あいつを下にして足を開かせのし掛かり、口を貪った!
 あいつのペニスの上のショーツは、ぐっしょりと濡れていた。タンクトップを剥ぐって乳首を囓る。ショーツのクロッチを外して、ペニスを挿入し再び結合した!
「う!」
 あいつの舌が俺を求める!俺は力任せに腰を打ちつけた!あいつの足が俺の胴を強く巻く!
「りん!俺の子を産め!」
「ああ!大介!・・・」
 嗚呼!りんが俺の願いに完全に答えてくれることはない!
 分かっている!
 だが、万に一つもない可能性でも良い!俺はりんを孕ませるために精を出し続ける!
 大きく仰け反るあいつの口を俺は塞いだ。


 翌朝、目覚めるとあいつは横にいない。
 シャワーの音が聞こえた。ベッドの下にタンクトップとレザーのスカートが脱ぎ捨ててあった。スカートを手にとって見ると前の方がねっとりと湿っていた。臭いを嗅いで舐めてみる。あいつの匂いだ。
「何をやってるんだよ!」
 あいつがシャワーから出てきて俺を見て言った。
「何って・・・お前がこれをいつも履いてくれると良いなあって・・・」
「もう、昨日で終わり!それに・・・」
 あいつは俺の顔を逆さまに見ながらキスをして、にっこり笑った。
「弁償しろよな!それ、姉貴に借りたんだから!」

本編「あいつ」も掲載中です。他の掲載中のエピソードは:「プラスチックらぶ」「ボンデージらぶ」どちらも鬼畜なところがありますが、ストーリーも本格的です。
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