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ユカさんと飲んだ帰り、マンションまで送っていくことになった。俺の隠れていた気持ちが抑えきれなっていたとは気がつかなかった。
79 最低男
ユカさんと飲んだ帰り、マンションまで送って行った。初めて酔った彼女を見て、俺は安堵
する。ユカさんも1人の女なのだと。俺達が勝手にスーパーマンだと思っていただけだった。

「寝室はどこ?」
「あっち」
ぐにゃぐにゃになっているユカさんをベッドまで運んだ。
「上着脱がせて」
「えー!面倒くせえなー」
仕方なく上着を脱がせようとしたとき、俺はシャツを引っ張られ、ユカさんにかぶさった。

「お願い。今日だけ一緒に居て」
ユカさんは消え入るような声で言うと、目を瞑りキスをしてきた。唇が離れるのを待って、
俺はユカさんに諭した。
「俺じゃ今のユカさんを満たすことなんて出来ない。ここで抱くのは簡単だけど、ユカさんが
 虚しくなるだけだよ」
「私のこと好きじゃないの?」
「好きだよ。でも今のユカさんは悩んでるだけでしょ?じゃ帰るよ」
俺の中の男を必死に押さえ続けた。ユカさんの頭を撫でると立ち上がって玄関へ向かった。
「待って!」
振り返るとユカさんが下着姿で立っていた。驚いている俺にユカさんが抱き付いてきた。
「抱いて」
2度目のキスをされたとき、押さえ切れず、心が折れた。

ユカさんを壁に押し付け、立たせたまま下着を全て剥ぎ取った。全裸になったユカさんを
俺は弄んでいた。ユイを思い出すことはなかった。理性はユカさんの体しか見せなかった。
「もっと…」
俺を興奮させるには十分な一言だった。俺はユカさんの胸や乳首を一心不乱に愛撫した。
秘部へ手をやるとユカさんの体は大きく反応する。迷い込むように秘部へ指を入れる。溢れ
出ている愛液が刺激する度に卑猥な音を立てた。
吐息が荒々しい息遣いへと変わり、喘ぎ声に変化していった。ユカさんは何度も俺の名前を
呼んだ。俺はそれに応えるように秘部へのイタズラを激しくした。
「いい!イっちゃう!」
ユカさんは絶頂と共に大量の潮を吹いた。フローリングに水滴が飛び散っていた。立ち続ける
ことが困難になったユカさんを抱かかえ、ベッドへと運んだ。腕枕をしながら俺達は何度も
キスをした。
「今度は私がしてあげる」
俺はユカさんに服を全て脱がされた。舌を絡ませあったキスの後、首筋から乳首までキスを
してきた。否が応にも反応する体を抑えることはできない。倅ははち切れんばかりだった。
ユカさんはそれに何度もキスをして、ゆっくりと口に含んで頭を上下した。
「ユカさんこっちにきて」
俺が手招きするとユカさんが口に含んだまま、俺に跨ると少し腰を落とした。目の前にユカ
さんの花園の全てがあった。両手で花園を開くと大きくなったクリトリスがあった。ゆっくり
と刺激をすると、腰を大きく震えさせた。
「んん!」
尚もクリトリスを刺激し続けると腰が痙攣し、ユカさんは2度目の絶頂を迎えた。
「もう入れて…」
体勢を入れ替え、俺が上になった。足の間に体を持っていき、秘部に倅を当てた。
「ユカさん、顔見せて」
「やだ」
俺の首に両腕を回すと、俺はバランスを崩してしまった。
「じゃキスしながら入れて」
ゆっくりとユカさんの中に入っていく。湿ったモノが擦れる卑猥な音だけが部屋に響いた。
「んはあ!」
体を起こすとゆっくりとしたストロークで正常位になってユカさんを攻め立てる。
「いい!とろけちゃう!」
とろけそうなのはこっちだった。腰を振っている間、ずっとユカさんの顔を見ていた。夢なら
覚めるなとずっと念じながら、腰を振り続けていた。

今思えば、俺はユカさんが好きだったんだと思う。美人で大人っぽく、そしていつも俺達には
優しかった。こうして男女の中になるとは思ってはいなかったが願望はあったかもしれない。
キング時代、辛いときも苦しいときも同じ店に居たからではあるが、存在自体がいつも安心
させていてくれた。今、憧れの人の中に俺は入っている。

何度も体位を替え、ユカさんは何度も絶頂を迎えていた。騎乗位で行為を楽しんでいたとき
今まで味わったことの無い幸せな気持ちだった。俺と交わって、恍惚の表情をしている彼女の
顔をずっと見ていた。しばらく下から突き上げていると絶頂を迎えたのだろう。ユカさんが
俺に覆いかぶさってきた。
「ねえ、中で出して」
「うん」
正常位に体位を替え、激しくピストンをした。突く度に胸が上へ下へと大きく揺れている。
「またイっちゃう!」
さらに俺は激しく動いた。秘部からものすごい量の愛液が滴っている。ユカさんの膣内が
すごく暖かかく感じられた。大きくなったクリトリスをクリトリスを摘んだ。
「いやー!」
大きな声で喘いだユカさんの声が途切れていく。ラストスパートで激しく腰を動かすと潮が
すごい勢いで吹かれた。背筋から始まった鳥肌が頭の先まで一気に走った。
「中でイって!ああ!」
俺はユカさんの中で果てた。2人はそのままの状態でずっと舌を絡ませてキスをしていた。
「気持ち良くて死んじゃうかと思ったじゃない」
「ユカさん、キレイだったよ」
そのまま倅を抜かずにゆっくりと腰を動かしてみるとユカさんが艶っぽく喘いだ。体を抱え
対面座位でキスをしながら抱き合った。
朝まで何度もユカさんの中で果てた。外が明るくなる頃、ユカさんは眠っていた。俺は静かに
寝室を出てシャワーを浴びていた。

そのとき、何度もユイから電話が鳴っていたことにもちろん気が付くはずもなかった。

シャワーを浴びた後、服を着て寝室に戻ると裸のままのユカさんが寝ていた。寝ている彼女に
キスをした。すると目が覚ましてしまった。
「ねえ、今度また来てくれる?」
「…。分かんない…」
「ユイに悪い気がするから?」
「いや、俺がどうしたらいいか、分かんないんだよ。俺にはユイが居る。でもユカさんも
 好きなんだ。今日初めて分かった…好きだったんだ、ずっと好きだった」
「私は愛人でいいの。愛人なら慣れてる」
「ユカさん、そんな寂しい顔しないで。俺帰れなくなっちゃうから」
「うん。ごめんね」
「また来るよ」
俺はそう一言だけ残して、ユカさんの部屋を出た。もう街は通勤ラッシュで込み合っていた。

ユイを心から愛していた。ユカさんが好きな気持ちが抑えきれない。俺はどうしていいか
分からなかった。俺は最低な男だ。


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