警告
この作品は<R-18>です。
18歳未満の方は
移動してください。
かなりハードな性描写があります。男性の生理の細かな描写が嫌いな方は読まないで下さい。そういう情報が知りたい方はどうぞ!
第三章 (BL度高) 恋人
終わった後、私は脱ぎ捨てたトレーナを着た。
龍はぐったりとして体育館の床に横たわっている。腰の下の床は血で汚れていた。私が彼の方を見ると、涙で濡れた顔を隠すように腕を動かした。上になった血だらけの足を陰部を隠すように曲げた。
息が早い。
私は龍を抱き起こした。龍はびくっと体を強ばらせて私を見た。その目に怯えがあった。裸のまま抱え上げ、体育館と繋がっている宿直室に運んだ。今日の担当者は私だった。
一段高くなった畳の部屋の隅に、煎餅布団が丸めてある。私は一旦、龍を私が持っていたタオルの上に座らせた。急いで布団を敷いて釣り縄で干してあった敷布を掛ける。そして龍をその上に横たわらせた。
彼は”狩られた牝鹿”のように腕と足を体の前にして観念して目を瞑っていた。
私は体育館に戻って、龍の引きちぎられたシャツやズボン、下着とテニスシューズを掻き集め、床をモップできれいに拭いて部屋に戻った。龍は少し顔を上げて私を見た。
給湯器を点け、温水を含ませた手拭いを絞り、龍の体を拭いていった。龍ははじめ信じられない、という顔をして身を固くしたが、やがて身を任せた。左腕に大きな内出血を示す痣が出来ていた。そこに当たると痛そうに顔を顰める。
彼の後ろに回り、腰から尻を拭いていった。ティッシュを何枚も出して蕾の汚れを取った。龍は大人しくしていたが、顔を私と正反対に向けて腕で覆っていた。出血は止まっていたが、敷布まで血が滴っており慌てて尻の下にタオルをあてがった。きれいな色をした蕾の背中の方に裂けた傷が付いていた。蕾は少し脱肛していて私の穢れた体液が垂れている。私はガーゼを出してきてエタノールを振りかけ消毒する。
「ひっ!・・・」
龍が体をびくっとさせた。
「痛いか?」
「・・・ちゃう。冷たかったんや・・・」
龍は顔を隠したまま言った。
しっかりとした声だったので安心した。
新しいガーゼを幾重にも折りたたんで蕾にあてがい、ブリーフを履かせてやる。白い綿のビキニだ。普通のブリーフの様な用足し用の窓が開いていない。横から引っ張り出すので、前の布は狭く女性用のビキニと同じ格好になっている。ただ、余計なものを納めるだけの布の余裕を持たせているのだ。
「お前の服は部室か?持ってきてやる」
「待って」
私が行こうとすると、むくりと起きて足を女性がよくやるように横に合わせてた。少し辛いのか小さな声で、かけ声。
「・・・んしょ」
お尻を庇うように両手を横に突いて私を見た。額から別れた長い髪が肩に掛かり、胸が見えなければ女の子と言ってもいい。何か言いたいことがあるのか?
柔らかな舌触りだった唇が動く。
「俺・・・せんせのおんなになったんか?」
「え・・・?」
「もう、せんせにさからえんやろ。逆らうと殴るんやろ?」
「・・・」
「せんせの好きな時にやるんやろ?教室でもどこでも・・・」
私は慌てた。
「ば・・・馬鹿なことを言うな!私はそんなんじゃない!」
「ええよ・・・せんせが尻出せっていえば俺、みんなが見てる前でも出すよ」
私は真っ赤になった。龍は下を向いたが、くすっと笑った。
「嘘や。そんなこと絶対せんで!」
服と荷物を取ってきてやると龍はゆっくり着だした。腕が痛むようだ。着終わると、
「せんせ。俺、しんどいから送ってくれる?そのぐらいしてくれるやろ。ばっこんばっこんしまくりはったんやから」
私は美しい『独裁者』の、この時の可愛さの落差に違和感を感じながら彼のバッグを肩に下げて電車に乗った。
駅を降りると桜が植えてある沿道を歩いた。恋人同士ならば・・・などと考えながら彼の後を付いていった。
生徒を・・・よりによって男子生徒を犯してしまった。
龍が訴えれば、私は即座に教師の道も奪われることになる。もともと教壇に骨を埋めるつもりはなかったが・・・しかし、残りの人生を何に費やせばよいのだろう。
しかし龍を犯し抜いたことで私の心は和らいでいた。あの刹那の幸福感がまだ跡を引いていた。龍の中に射精している時の感覚がまざまざと戻って来て、歩きにくくなった。
私は変態教師と呼ばれるのだろう。
龍は高級マンションに入っていった。上層階にエレベータで上り、そして一室の鉄の扉の電子ロックに暗号を打ち込んだ。
扉の中に入った龍にバッグを渡して帰ろうとした。龍は中から、
「お茶でも飲んでかへん?」
「ご両親がいらっしゃるんだろう?」
「・・・おらへん。二人で海外赴任中や。にいちゃんは仕事で九州行ってる」
私は無意識に中に入った。
教師、人間としての破滅、男子生徒を犯したこと、今はしおらしくしていても、いづれ龍が軽蔑の目を向けるであろうこと・・・頭の中で怒りと恐怖、厭世感が渦巻いている。
今は龍と一緒にいることが心楽しかった。
「座ってて」
龍は私を居間のソファーに座らせると、左腕を押さえながら居間に繋がったキッチンに行って湯を沸かし出した。きれいに整理された家具、高級電化製品。両親はかなりの報酬を得ているインテリなのだろう。
龍はソファーの前の厚いガラス板を載せたテーブルに二つお茶を出して、私の隣に座った。私は横に寄り、彼と距離を置いた。
二人とも黙って茶を啜った。私は龍を時々横目で見たが、彼は前を向いて茶碗を口に付けている。
ふとそれを置いてこちらを見た。表情が険しい。
「・・・なんであいつらをリンチしたんや」
「・・・リンチ?」
「せんせ、ラグビー部を絞めたんやろ?今度は柔道部なんか?」
龍はまっすぐこちらを見ている。あまりに真剣であまりに美しかった。私は目を泳がせた。
龍は意外なことを言った。
「・・・お願いや。もうみんなに酷いことせんどいて。俺でよかったら・・・なんでもするし」
私は驚いた。しゃあしゃあと嘘を言っているのか!罠か!それとも陰の独裁者というのは全くの勘違いだったのか!
「・・・お前があいつらを焚きつけたんじゃないのか!」
龍がこんどは目を見開いた。お互いの目を凝視した。
「・・・な、なんや・・・俺のことそんなふうに思ってたん?」
「お前こそ・・・私を暴力教師と・・・」
私は彼を犯したことを忘れていた!
龍はにやりと笑って、
「へえ・・・せんせは『暴力教師』やないんや」
私は一言も無い。私は間違いを犯したようだ。明日辞表を出そう。そう思った。
「もう帰る。ごちそうさん」
龍ははっとして、
「待ってや!・・・こんな傷を俺に負わしてさっさと帰るん?一回やったらもう捨てるん?」
私は驚いて聞き返した。
「・・・どうすれば良いんだ?」
私は龍が作ってくれた夕食を食べている。
兄を『養っている』という龍の言葉に嘘はなかった。焼いた干魚に大根おろし。そして最近の炊飯器の発達でふっくら炊けた銀しゃり(ご飯)。
「うまい」
私は口の傷をお構いなしでがつがつと食べた。龍は呆れた顔で見ている。でもうれしそうに笑った。
私がソファーでテレビを見ていると片付けを終わった龍が横に座り、リモコンで電源を切った。
お互いに見つめ合う。
龍が上目遣いに顔を近づけて来る。
少年なのに少女。
禁断の果実。
口を角度を変えて求め合った。龍はまだ慣れていないのか時々歯をぶつけてくる。私はそんな彼を除け、じらし、そして吸う。
「・・・せんせ。して」
「お前は・・・怪我してるんだ。今日は駄目だ」
「いやや!俺、せんせと今したい!」
龍は私の前に跪き、私のズボンのジッパーを下ろした。
彼の表情は私が拒否することを拒絶していた。
龍は私の極限まで高ぶった一物の先を舐めた。彼の小さな口に入るだろうか?
亀頭の裏をぺろぺろと舐める。妖しい音がする。私は彼のそうする顔を愛おしく見ている。嗚呼。彼は私のために生まれた天使なのか?
「・・・臭くなのか・・・?」
龍は上目をちらと向ける。
「全然」
「・・・どこで習ったんだ・・・こんなこと」
「みんなでAV見たんや」
「誰かとしたのか」
龍は口を離すと、激しく言った。
「したことなんか、あらへん!ほんまや!ほんまに・・・!」
「分かった。からかっただけだ!」
龍の目には涙が貯まっていた。
龍の舌が鈴口をなぞる。背中がぞくぞくするほどの快感。睾丸がひくつく。亀頭全体を頬張る。とても全ては入りきれない。
「このままいっていのか・・・?」
うんうんと龍は頬張ったまま頷く。もう私の衝動は止まりそうもない。私はソファーの上に膝を突いて腰を高くして座り直した。はあはあと息を突く龍の口に含ませ、龍の髪を手に巻いて顔を持つ。
「きついぞ。いやになったら止めるから」
龍はきっと目を向けた。夢中になってきたら、陰茎全体を彼の喉の奥深く突っ込んでしまうだろう。龍は吐き気を催すだろう。私はそんな彼を見たくもあったが・・・
私はゆっくりと腰を動かしている。龍の喉から呼吸の音が時々する。
私の分身が龍の喉の奥を犯している。亀頭が奥に当たり、女の膣のような咽喉にすっぽりと入る。上から押されるので膣よりも圧迫感がある。舌が陰茎の裏を舐め淫靡に蠢く。可愛い少年の口をこんな風に犯す・・・私は背徳と加虐の快楽の虜になっていた。この少年の胃袋は子宮なのだ!
そこに私の何億もの精子を含んだ精液を送り込むのだ!
涎が龍の口から顎や胸に垂れる。
・・・こんな酷い関係があるのだろうか?生殖のための雄の精液を、強引にその口腔に噴射させる性欲だけの行為。しかも幼い男・・・少年に。
だが、その少年はギリシャの彫刻のような柔らかい筋肉、うっすらとした脂肪に身を纏った中性的な天使のような存在なのだ。
私が快感を得ているのか心配なのだろうか、龍は吐き気を堪えながらも私を乱れた前髪の奥から見る。
額からの汗で艶やかな髪が頬に張り付き、涎がそれに加わって余り髪を伝って顎から垂れる。
妖艶な姿。誰もが願っても起こりえないような現実が私に起こっていた。幸運なのか・・・後で地獄の業火に焼かれるのか?
私の雄の衝動が衝き上がってきた。思わず深く挿入し、激しく動いてしまう。龍の喉の奥にずんずんと突き立てる。
「・・ま、待って・・・」
龍が堪らず胃からの縮動に口を離す。吐き気を抑えるために、下を向いて唾を飲み込み激しく呼吸するが、また意を決して私のものを含む。その前に無理ににこりとする。嗚呼・・・私は鶏姦の地獄に堕ちるのだ!
私は遂に達する予感を持つ。
龍が私の陰嚢を両手で掴み、睾丸を揉み出す。精嚢に活発に精液を送っている精輸管を摘まれる感覚。噴出感が増大する。気が遠くなるほど出すまいと茎の中央に力を入れる。出る・・・!
「・・・い、いくぞ!出る!・・・」
数時間前に何度も射精したことが嘘のように、恐ろしいほどの勢いで龍の喉を私の精液が突き当たる。一度・・・二度・・・三度・・・
龍は狂おしいほどの精神力で喉を開き一滴も漏らすまいと飲み下す。美しい容姿に似合わないごぼっごぼっという音。
「せんせ・・・」
私は精神力と体力を使い果たした少年を優しく抱いて横たえた。口を吸おうとすると、
「だめ、せんせの飲んだから・・・」
構わず深い口づけをした。そして耳を咬み、首、肩を吸い、乳首をねめまわす。龍が体を反らす。
龍の陰茎を握る。滾るように熱く反り返っている。可愛い袋を弄ぶ。お手玉を二つ手の中でころころと移動させるように。
龍が突然、乳首を含んでいる私の頭を抱く。
私は口の中の乳首を咬み、陰嚢を腹の方に掴み上げ、同じ手の人差し指と親指で陰茎の皮を引き下げる。龍の仮性包茎の亀頭が剥き出しになった。
龍の股が私の手を包み込むように挟む。腰を引く。私は握る力を増す。龍の性器は私の手がてこになり、引っ張り出されるようになる。私の頭を抱く力が強くなる。腰をますます引こうとする。
龍の亀頭はきれいな桃色から朱色に熟れ、透明な蜜を分泌している。
私の手にとくとくと龍の体の中を何かが流れるのを感じた。ぎゅっと握ってやる。
「せんせっ!ああ・・・、せんせ!」
龍の体が痙攣し、声ではない悲鳴が聞こえた。
私と龍は一つの布団の中で朝まで裸で抱き合った。体だけでなくお互いのことを知りたかった。龍の蕾は傷ついていたので、結びつくことはしなかったが、キスをしてお互いのものを愛撫しあった。そして龍を私の腕枕に寝かして語り合った。
「・・・ふうん、せんせ・・・大変やったんやね」
龍は私の身の上に同情してくれた。
「せんせ。俺・・・せんせの恋人にしてくれる?男なんか、いや?」
私はちょっと考えたが、笑って頷いた。
「お前こそ良いのか・・・俺は”変態”の”暴力教師”だぞ。やけくそになった・・・」
「・・・ふふ、大丈夫!これから俺がついてる」
次の週の月曜の朝に教室に入ると龍がクラスのみんなと談笑していた。龍は田口達を見た。田口がおずおずと立ち上がる。それに続いて数人の柔道部員が立ち上がった。
「先生!お・・・俺たちは・・・」
「大丈夫か?骨を折った奴はいないか?」
田口は硬直して、
「いません!」
私はくるりと後ろを向いて今日の予定を書き出した。後ろで田口達が座り、おしゃべりが聞こえる。
「ほんま!お前等のせいやで!」
龍の声。
「お前等がへんなことするよって、俺がせんせにばっこんばっこんにやられまくったんやわ」
私はびっくりして振り向いた。
「ハ〜イ、ダーリン!」
龍が投げキッスを送った。クラスが大爆笑に揺れた。
第三章 了
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