ブックリスト登録機能を使うには ログインユーザー登録が必要です。
警告   この作品は<R-18>です。 18歳未満の方は移動してください。
  HAREM☆HOUSE 作者:品薄
今回もエロ無し…です
次回はちゃんとエロ?予定です…
このペースだといったい何話まで行ってしまう事やら…
☆6☆刃月vs駁斗  FIRST☆CONTACT
俺達は互いに向かい合い眉一つ動かすこと無く、止まる様な時の中…相手を延々と睨み据える…


 ……………


(流石…か…おっかねぇ
気を抜くと目線だけで殺されそうだ…)

《コイツ…本当に強い…
アタシが…動く事を恐れるなんて…》

 ……………


観客の亜垢亜と未来は2人の威圧感に…
関係無いのに既に神経を擦り減らし立つ事もままなら無い様だ…

ガチャ……

その時…突如…武道場の扉が開き…
復活した流那が中に入って来た…

その瞬間…!!
正に目にも止まらぬ早さで刃月が動く…!!

そして一飛びで間合いを詰めると…
上段構えで射程に捕え…駁斗の首元めがけ袈裟斬りをしかける…

しかし駁斗はそれを難無く左手でいなす…そしてそのまま刃月の腹へと右手の平で攻撃をしかける

刃月は瞬時に後ろに飛び退きながら
今度は駁斗の胴めがけ切り上げる…

駁斗はそれを刃月が飛び退く以上の早さで彼女の体に付く程近くに間合いを詰め衝撃を殺し…
そのまま足を払い彼女を組伏せる…

「勝負あったな…?」

『くそ…でも…甘いな…
アタシに気を使って拳を使えないようじゃ!!』

そぅいうと彼女は腰を中心に足と体全体を回し…
駁斗の顔面に蹴りを放つ

「くっ!」

駁斗はとっさに後転で飛び退き交す…

『へへへ♪どぅやら良い勝負出来そうだね…?』

「なぁに……こっちは既に一杯一杯だよ…」

『ふふふ♪よく言うよ…
どぅだい?1つ賭けでもしようじゃん?』

「……賭け……?」

『あぁ…負けた方が1つ言う事を聞くのさ♪』

「……面白い……」


そしてまた…構え…
……向かい合う……

今度は即座に…そして同時に仕掛ける…
薙ぐ剣先を華麗に足でいなし回転し後ろ回し蹴りを踵落とし状に薙蹴る…
それを状態を反らせ
交しながら胸元に剣先を突き立てる…が
駁斗はそれを右手で打ち上げ手刀で首元を狙う
刃月は剣を平で回し建て直すとそれを防ぐ…

しかし駁斗はそのまま剣を掴むと背負い状に投げを打つ…
刃月は刀を手放し体制を入れ換え…体を反転させ着地し…
次の瞬間、両者が相手の顔面へと拳を放つ…


『………!!!?』
……ドガッ!!
「ぐはっ!!」

そして駁斗は頬を殴られ背後へ吹き飛ばされた…


 ……………


『『わぁーー!!!!』』

一瞬の静寂の後…観客の3人のうち…流那以外の2人が歓声をあげる…

『凄い!二人とも!』

『本当です!駁斗様も刃月ちゃんもすっごく格好良かったです!』

『ぁ…あぁ……』

『…………………』

『でも駁斗ちん大丈夫?
もろ顔面に食らっちゃってたけど…』

『あぁ!!』

そして2人はきゃーきゃー大騒ぎしながら駁斗の元へと走っていった…

《駁斗…アイツ…あの野郎……くそ……》

『…貴方の負けね…』

『…!!!?流那…アンタ』

『でもまぁ…殺し合いなら貴方の勝ちだわ……
……良いんじゃない…?
貴方の勝ちでも……』

『流那……アンタいったい何者…?』

『……メイド……』

『ふふ…あ〜ぁくそぉ…
警備隊長が情けなぁ〜…
……ったく…修行し直しだなぁ〜…』


 ……………


『気にする事無い……
駁斗は……特別……』

『……え……?』

『……彼には……
……駁斗には……殺気が無いから……』

  ………………

『……ふむ……しかし…
…本当にアンタ……いったい何者なの…?』

 ……………

『……メイド……』

『……はいはい……』


‥…☆‥…☆‥…☆


「痛ったぁ〜…」

俺達は痛む自分の顎を摩りながら医務室へと廊下を歩いている…
別に俺は喧嘩好きでもなければ…
その手の趣味も無い…

しかし…純粋に強いと感じた人間に会うと、やはり普段は眠り痩けてる
俺の腐敗した闘争心も少し活動し始める様だ…

はぁ…やはり失敗だった
終わってみれば勝とうが負けようが痛いだけだ…
まぁ…やってる間は少し楽しかったが……

……しかし……

「なんで君は異様にくっついて来るのかな?」

俺は腕にぶら下がる…ちっこい夜這い女に冷たい目線と呆れ声を向ける…

『……………?』

『あはは♪すっかり流那になつかれてるな?』

『そぅですね…流那ちゃんがこんなに誰かになつくなんて以外です…』

『亜垢亜もくっつく♪』

俺は亜垢亜にまで腰に張り付かれチビッコ2人を引きずりながら歩く…

「ったく…どぅなってんだよ……はぁ…」

(やはり…接吻が不味かったのだろうか…
今までは夜這いだけだったのが普段まで絡んで来る様になってしまった)


「なんか…ドツボに填ってないか…?俺…」

『…………?』
なで…なで……

流那が俺を見上げ、身長差30cm以上の壁を跳ね退けるかの様に…
体全体をおもいっきり伸ばし俺の頭を撫でてくる

(な…なんか…微妙にほのぼので微妙に屈辱的?
……まぁ…良い子なんだろうな…きっと……
色々意味不明だけど…)

「でも…そぅいえば…
医療関係はこの家どぅなってるんだ?
この前の説明では医療部とかは無かったみたいだけど…」

『……………』

『あぁ…前はあったんだちゃんとな…
でも…医療部長が海外へ行っちまってな…』

『はい…それで実質上は廃止しまして…
今では元医療部のメイドが必要に応じて対応しております…』

『流那ちんも元医療部だったよね…?』

 ……コク……

流那はホンの僅かに頷く

「でもこれだけの人数が暮らしているのに…
まともに医者がいないんじゃ不便だろ?」

『いや…医療メイドの中にも医師免許持ってる子は結構いるのよ…』

「へぇ…んじゃなんで廃止したんだ…?
代わりに誰かが医療部長になれば良いじゃん」

『そぅ簡単じゃないのよ
此処の部長クラスは壱尉の階級が必要なの…でも適応者がいなくてね』

『でも流那ちゃんは候補に上がったんですよ!
多くのメイドの指示もありましたし、能力も断トツでしたから!』

『そぅ!そぅだったよな
アタシはてっきり流那が引き継ぐもんだとばっかり思ってたから…』

『なんで流那ちんがやらなかったの?上が反対したのかな…?』

『いや…アタシは流那が自分で下りたって部長会で聞いてるけど…』

『ほぇ?流那ちんはなんでならなかったの?
お給料も待遇もめちゃあがるのにぃ〜」

 ……………

『別に……私には…
……無理だから……』


 …………………


その時の流那は…
何時も通り無表情な筈なのに…何故だか俺には…
少しだけ悲しそうな顔に見えたんだ…


‥…☆‥…☆‥…☆


俺は治療を終え…
今日は流那が増え3人に増加した女達の、風呂への無断侵入を許し… 
明日の最終決戦に向け…
早めに就寝する事にした

明日は愈々…決戦の時

明日で俺の人生が決まると言っても過言ではない
俺の人生を…俺の平穏を
そして俺の普通を確保するために…

俺は明日も夜這い人が来ても良い様に一応枕元にある準備をし深い眠りの底へと身を沈めた…


 ……………

 …………

 ………

俺はまた夢を見ている…
まさに昨日の繰り返し…

可愛い我が子…

優しい奥さん…

楽しげな笑い声…

唯一昨日と違うのは俺の心がドンドン憂鬱に染まっていること…

夢の中でもデジャヴと言うのだろうか…
否…第一…見た事ある気がする訳では無く…
確実に見た事あるのだから端から既視感とは言わないのだろう…

俺はそんな無意味な思考を巡らせ…
可愛い我が子を眺めながら、来るであろう覚醒の時を待っている…


ゴソゴソゴソ…

はぁ…やっぱりか…
もぅ既に両手は上で固定されている…

俺は体をまさぐられる感覚を覚えながら頭を覚醒させていく…

「こら…流那…」

俺はめを瞑ったまま、すっかり手慣れた夜這い女に語り掛ける…

『は?何だ…もぅ起きちまったのか…』

「え…?」

俺はその覚えのある…しかし予想外の声に驚き目を開けた…


そこには…


「…は!……刃月…!?」

俺の上に跨り…
パンツとワイシャツだけと言う、何とも悩ましい格好の男らしい《女性》が、初めて見る少し艶やかな笑みを携え…
俺の顔を至近距離で見つめていた…




+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。