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  HAREM☆HOUSE 作者:品薄
新しい小説を書き始めました…が公表未定…
今回もエロ無しです
☆24☆ 第1回      食糧事情改善会議
あの天国の様な休日を終えた次の日…

事件は起こった…

この綾禰家の食糧事情を一手に引き受ける…
あの常にとても仲の良いと…喧嘩している所など見た事無いと評判の…
劉 姉妹が全面戦争へと突入したのだ…


そして彼女達の戦争はその場で止まる程…簡単な問題では無い…

彼女達の肩には言わばこの綾禰家内の生命線…
つまり【食】が直結しているのだ…

彼女達が居なければ、この国(家)の食文化は死に絶えると言っても、決して過言では無い…
例えば彼女達が和食を放棄したならば、この国からは和の国は簡単に消滅してしまうのだ…

つまり…今現在…
この国は食糧の…生命の…存続の危機に晒されているのだ…
流石に互いにボイコットはしないものの、完全にその仕事を2分し…
そしてその不機嫌さがその味に直結しているかの様に破綻している…

不味い…非常に不味い…

この不味いの意味は2つの意味で不味いのだ…

鈴凛はあの日から何故か俺の部屋のツインの部屋で寝泊まりしている…

まぁ…別に良いのだが…

しかし良くない…
泊まるのは良いが、このままではいけないのだ…
俺の為にも…綾禰家の為にも…そして当然、彼女達のためにも…


そして俺達は緊急集会と称して…
この問題への今後の対策と、原因の1つである俺への愚痴と暴言により開催されている…

『んで……どぅすんのよアンタ…!?』

速攻で攻撃的な言葉を吐くのは、何を隠そう…
Ms.男嫌い事…綾禰 天華嬢である…

今の今まで俺と会話などしなかった癖に、
流石に生命線の食が侵されたとなってそんな余裕を失ったのか、
絶対に半径2m以内には近寄れないものの、こうして一応…会議には参加してくれている…

「いや…どぅするって言われても……ねぇ?」

『そぅですよ…駁斗様も巻き込まれただけで…
寧ろ1番の被害者なんですから…』

(未来…君はなんて良い子なんだ…あの暴力女と違い…きっと君は天国へ逝ける筈だよ…)

『はぁ…未来は本当に駁斗に甘いんだから…
この馬鹿にもぅ少しデリカシーの欠片でもあったらこぅはならなかったんだから良いんだよ…』

(でたな…本家暴力女…貴様は既に地獄廻りツアーに参加確実だ…)

『……まぁ……駁斗に繊細さを求める事、事態に……無理がある…』

(むぅ〜…Ms.無口…
彼女なら地獄の鬼も敵わなそうだな……)

『はぃはぃ…皆様…そぅ駁斗様に責任を押し付けてはいけません…
これはあくまで、彼女達自身の問題…彼女達自身の不徳なのですから』

『大変だねぇ駁斗ちん…二人とも欲求不満で機嫌が悪いのかもよ?』

『亜垢亜!アンタは黙ってなさい!…もぅ…
兎に角!男なんかをこの家に入れたのがそもそもの間違いなのよ!』

『それは関係無いだろ?
まぁ…確かに駁斗はアホだけどよ……』

(……フォローはどぅした本家……)

『はぁ…全く…天華?
貴方も少し落ち着きなさい…今は下された結論を蒸し返す場ではありません…あくまで今現在の問題をどぅするかを話し合う為の場なのですから』

『…わ…解ったわよ…』

 
「よし…!解ったよ…」

『ふにゃぁ?いきなりどうしたの?駁斗ちん』

「俺が何とかする!」

『おぉ…アホ駁斗の癖に強気だよ…』

『駁斗様…素敵です』

『……駁斗…平気…?』

「おぅ!まぁまかせとけって……多分…」


『『……はぁ……』』


『うふふ♪まぁまぁ…駁斗様もこぅ仰有って頂けてる事ですし…
ありがたくそぅさせて頂きましょう…
しかし駁斗様…私共にも何か出来る事が有りましたら、是非…遠慮なさらずに仰有って下さいね』

「ん?…あぁ…多分頼む事になるよ…その時はお願いね?」

『私は嫌よ!こんな奴の手伝いなんて…』

(安心しろ…例え世界で2人きりになってもお前にだけは頼まん…)

『まぁしゃーねぇーか…
取り敢えずは駁斗のお手並み拝見だな…』


こうして…何とも一方的な攻撃の最中…
無事?食糧事情改善会議は終幕した…



‥…☆‥…☆‥…☆



「でだ…!!」

俺は1人を残し、既に皆出て行った部屋で、現在の唯一無二の相棒である流那に話しかけた…

『……なに……?』

「俺が思うに、あの2人の根本にあるものは、ずばり【依存】だ!」

『……うん……』

「互いが互いに依存し合って、今の今まで生きて来てしまったんだ…
つまり極端に1人に慣れてない…そして…唯一無二…ただ1人の…
自分と同じ見た目…
同じ性格の、他人を得た事で…その2人の関係を守る為に、その他の人間との関わりをある一定の所で完全に絶っている」

『……そぅする事で……彼女達は…逆に…
常に1人では…無くなったのね……』

「あぁ…ようは経験…人間と関わり合う…経験が極端に少ないんだ…
少しばかり大袈裟に言えば、例え目の前に居ても、彼女達にとって今までは居ても居なくても同じ、無関係…無関心な人間だったのだろう…」

『……初恋は燃える……それと同じね……』

「あはは…流那も巧いこと言うね…?
あぁ…それも全てでは無いけど確かにそぅだな…
不馴れな時程、気持ちが…エゴが暴走して
まるで…自分は相手をとてつもなく愛していると幻想する…
本当の所は、ただ…相手も自分も見えず一人よがりに妄想し追っかけているだけなんだけどな…」

『……でも……そこから始まる恋愛もある……』

「おぉ…言うねぇ?」

『……煩い……』

「あははは♪ごめん…ごめん……でだ…!
そこで…取り合えず…俺の考えた計画を話す…」

 ……………

 …………

 ………

「…っと言うわけだ…」

『……成程……まぁ……相変わらず…普通…』

「ぐっ…ふ…こういうのは普通で良いのだ!
っていうか別に今回は凝る必要も無いだろ?」

『まぁ…そうかも…』

「まぁ…でも問題はいくつかある…」


『……?…なに…?』


「1つはこの作戦はあくまで2人同時に行いたいと言うこと…」

『…別に…問題無い……私がいる……』

「いや……それは極力避けたいんだ……
未来の件もあるし…流那が俺の仕事に関わっているというのは出来るだけ公にはしたくない…」


『……確かに……』


「それともぅ1つ…
俺のこの計画通りに事を進めても、仲直りに直結する可能性は精々5分5分だと思う……」

『うん…下手すれば尚の事、溝を深めるかも…』

「そぅなんだ…ただ…あの2人はそこいらの関係と違い、とても強い絆で結ばれているとも思う…」

『……うん……』

「だから問題は、如何にその状況を甘受出来るかどぅかだと思うんだ…」

『……ふぅ…成程……』

「そぅ…そこで、流那の出番と言う事だ…
どぅだ?その状況に調度良い物でもあるか?」


『無い事も……無い…』

「本当か!?」

『うん……ただ…そぅいった用途に使用した事も当然無いから…効果…結果は未知数だけど…』

「うーん…まぁ仕方がないか……後は俺の腕と彼女達の絆次第かな…?」

『……駁斗の…腕前はともかく……あの子達の絆は……平気……』

「あはは♪手厳しいね」


『…嘘……信じてる…』


「……おぅ……」


『後は……もぅ1人の協力者……どうする…?』

「うーん……ある意味都合の良い人が、まぁ…いる事はいるんだが…」

『……なに……?』

「いや…やってくれるかどぅか……ってな?」

『……平気……無理でも……やって貰う……
駁斗の為にも…
皆の為にも……そして…
あの子達の為にも……』

「うん…そぅだな…」


そして俺は…
その新たな協力者へと、連絡を取った…



  ……はい……


 あぁ駁斗だけど…
  ちょつと良いか?



   …水杞…




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