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  HAREM☆HOUSE 作者:品薄
今回は漸く微エロです
同性愛は難しい…(-_-;)
申し訳ありませんが苦手な方はご退出ください
★22★2人で1人…
 
「はぁ…今日も1日疲れたアルね…」

欄婪は漸く本日のいつもより長く感じた仕事を終え、1人…
鈴凛と共同で使う広めの部屋にある部屋風呂でシャワーを浴びている…

(はぁ…でも…結局、鈴凛お昼も夕食も戻って来なかったアルね…
全く…休みだからって1人で何やってるアル…)

シャァァァ……

「はぁ…鈴凛…本当遅いアル……」

今まではこんな事1度も無かった…
私達は何時だって二人で…こぅして別々に過ごさなくちゃならない日は必ずと言って良い程、相手の居る所に行くか…
それとも、家…部屋で相手が帰るのをただじっと待っていた…

そぅ…私達は何時でも2人で1人……

私は鈴凛、鈴凛は私…

だからこそ…私達は今まで生きて来れた…
だって…何時でも…どんな辛い時でも…私達は決して【1人】では無いのだから…


(まさか…!鈴凛に何かあったアルか!?)

鈴凛はとても賢くしっかりしている、平気だとは思うのだが…やっぱり1度浮かんだ不安はそう簡単には消えてはくれない…

ピッ…ガチャ……

『欄婪〜♪ただいまデぇ〜ス♪』

そんな不安を抱いた時…鈴凛は何時も通り明るい声で帰ってきた…

「鈴凛!!」

『ら…欄婪!?ど……どうしたデスか!?欄婪!!』

私は入浴中の濡れた裸である事も気にせずに、驚き…右往左往する鈴凛へと抱きついた…

「良かったアル…良かったアルよ…何かあったかと心配したアルよ…」

『欄婪…ありがとデス…
それとごめんなさいデス
出掛ける時は、こんなに遅くなるとは思っていなかったから置き手紙も残してなかったデスね』

「本当アル…本当に心配したアルよ…」

鈴凛は愛しむ様に欄婪を抱き締め、濡れた髪を優しく撫で付ける…

そして2人はどちらとも無く、それがさも当然の様に互いの唇を重ねる…


ちゅ…ちゃ…ちゅぷ…

互いの粘液が絡まる音をその場に響かせ、同じ顔…同じ唇を貪り合う…

愛しおしそうに唇を擦らせそのまるで熟れた果実の様な赤く艶やかな舌を絡ませ合う…

ん…んぁ…ふぅん…ちゅ


そして欄婪は唇を重ね合いながらゆっくりと鈴凛の服を脱がせ、その白く美しい自分とそっくりの肢体を露にしていく…

『ら…欄婪…駄目デスよ…ワタシもお風呂で汗流したいデスよ…』

「気にしないアル…鈴凛の香りは私の匂いアル」

『ふふふ…駄目デス…じゃあ一緒に入るデスね』

そして2人はそのまま体を重ねる様にお風呂場へとなだれ込む…
そして先程からずっと出しっぱなしになっていた熱いシャワーが2人の上に降り注ぎ…
既に熱を持った2人の肌を更に熱らせる…


シャァァァ………


「ああぁ……鈴凛……
鈴凛……愛しているアルよ…」

『欄婪…嬉しいデス…ワタシも愛しているデス』

ちゅ……ん…んあぁ……


2人は互いの背中に両手を回し抱き合い、その白く柔らかな肌を擦り付け合い口付けを繰り返す

その淫美な光景は、まるで互いを想い合う様な…
知らぬ神に…または他人により決められた無情な禁忌を犯しながら…
そぅする事で互いの何かを埋め…そして互いを救い合う様な…
そんな美しくも何処か悲しい光景にも見えた…

『欄婪…』
「鈴凛…」

互いの名前を呼ぶ声だけが、その水煙立ち上る空間に響き…
今…互いが互いだけを求め…そして見つめている事を確認し合う…


「鈴凛…鈴凛……」


互いの胸に手を当て…互いに知り尽している、その淫欲へと続く箇所を攻めていく…


『欄婪…愛しているデスよ……欄婪……』


優しくその形を確かめるかの様に指を這わせ、指の腹でその頂点を回す様に揉み上げる…

そのまるでシンクロする様な互いの愛撫に、互いの喘ぐ甘い声が重なる…

互いに向かい合せで持たれ掛り合う様に支え合い
片手で胸を弄り合い…残る片手で腰と背中を撫でる様に焦らし…
そして徐々に互いの淫裂へと同時に手が延びる…


「『んあぁぁ…んっ』」


互いにかん高い喘ぎ声をあげ、秘裂の上の陰核を優しく刺激する…
相手の何を、何時、どの程度の力で刺激するのかは考えるまでも無い…
それは互いに自分が1番良く知っているのだ…

 
『ああぁ…欄婪…ワタシ気持良いデスよ…』

「うふふ…知ってるアル…だって私の此処も凄く濡れてるアルね…」

『あゃ〜…そぅだったデスね…♪ワタシ達は同じデス…何時でもワタシ達は1つデスね…』

「うん…愛してるアル…欄婪は鈴凛だけを愛しているアルよ…」

 ……………

『う…うんそぅデスね』

「…?どぅしたアルか?
…鈴凛…?」

『ううん…何でも無いデス…鈴凛も欄婪を愛しているデスね…』

「嬉しいアル…一緒に…一緒にいくアル…」

『うん…一緒に…』

そして2人は登りつめる為に陰核を回し込み…
同時にその下の切目をなぞる様に徐々に激しく刺激しゆく…

『「はああぁ…んん!!
イッちゃうアルゥ(デスゥ)ゥゥゥ…!!」』

そして2人は抱き合いながら体を反り返らせ、まるで鏡で写したかの様にその肢体を合わせ…
共に同時に絶頂へと登りつめた…



‥…☆‥…☆‥…☆



あの後、私達は何度も唇と体を重ね…互いを埋め慰めあった…
そこは何時もの2人だけの世界…2人だけの空間だった…
今までも…そしてこれらも…ずっと…ずっと…


(はぁ…昨日も凄かったアル…やっぱり私を受け入れてくれるのは鈴凛だけアルね…
私には鈴凛だけアル…
世界で鈴凛だけ…私自身だけアル……)

私は2人だけの世界に埋もれ、今日は1人…退屈な休日を過ごしていた

「はぁ…退屈アル…」

私は鈴凛に会いに行きたいのを迷惑をかけたく無いと必死に耐え…
1人…第2号館にある喫茶スペースで寛いでいる

此処はジュースからお酒…煙草からあらゆる軽食まで多種多様な自販機が置いてある、広大な休憩スペースになっている…
あらゆる最新の雑誌も有り、所々にある五角形の大きいテーブルの中央にテレビモニターが有り、テレビやDVDは勿論の事…パソコンやあらゆるゲームも出来るようになっている


「はぁ…1人じゃ映画もテレビも…何をしてても面白くないアルね…」

私は今日に入ってもぅ数えきれない程吐いた溜め息をもぅ1度繰り返し…100%の林檎ジュースを一気に飲み干す…

ずずずぅ〜…‥

何故かこれだけは昔から鈴凛と好みが違う…鈴凛は目下の所、オレンジジュース派なのだ…

私はそれが嫌で、鈴凛と居る時には敢えて林檎ジュースは絶対に飲まない様にしている…
その他全てと言って良い程に同じなせいなのか
ホンの少しの違いが目立ち…それが私にはとても不安に感じてしまう

嫌…1人は…嫌アル…

 
『劉 欄婪さん♪』

私が顔を俯け、少しでも早く1人の時間が過ぎる事を念じていると…
背後から私の名前を呼ぶ普段は聞き慣れない声がかかった…

「え…?あなた…確か」

『はい♪私、ここの経理部で副長を仰せつかっているクリスティーヌ・ラングレンと申す者ですわ
クリス…とお呼び下さいな♪欄婪さん♪』

「あ…どぅもアル…」

それはとても美しい少女だった…

背丈も年も恐らく私とそぅ変わらないであろう…
しかし長く細めの手足と均整のとれた美しい体…
そしてその表情…その仕草は少女と呼ぶには余りにも大人びている…

その姿は正に気高く…そして儚い程に美しく…

他人をその彼女のかもし出す妖艶な色香で全て包み込む様な…
そんな美しい花の香りのする女性であった…

『欄婪さん…?
少し…お話させて頂いてよろしいかしら…?』

彼女は私が見惚れていると、年相応な優し気な笑顔で私に話しかけてきた

「も…勿論アル…」

私は何故かドギマギしながら間抜けに返事を返す

『うふふ…ありがとう♪
貴方は確か…ここの調理部長の鈴凛さんと双子の姉妹でいらっしゃるのでしたよね…?』

「はいアル…鈴凛は私のお姉さんアル…」

『そぅやっぱり…♪』

「クリスさんは鈴凛を知っているアルか?」

『いえ…特に知っていると言うわけではありませんけれど…たまたま昨日、屋敷の外でお見掛けしたもので♪』

「あぁ…そぅだったアルか…鈴凛は昨日はお休みだったアル…
多分それで、1人で外に買い物にでも出てたんだと思うアル…」

『え?そうだったのですか…?私はてっきり駁斗様とお付き合いなさっているものだとばっかり』

「えぇ!?いや…確かに最近は駁斗様ともお話しする機会は出来たアルが…
決してそんな関係では無いアルよ!!」

私は夢中になってその邪推を否定した…

『あら…そぅだったのですか…私はてっきり…
だって…昨日もそれはお楽しそうに、お二人仲良く手を取り合いながら歩いてらっしゃたから』

「そ…そんな!か…仮にそぅだとしても…そんなのは偶々アル…
別に何も関係無くても、手を繋いだり腕を組んだりって事くらいはスキンシップでする事だってあるアルよ…」

『うふふ♪そぅですわね…ごめんなさいね…
変な事を言ってしまって…ただお二人が余りに楽しそうにお揃いのピアスを選んでらしたから…』

「………!!!?」

『そぅですね♪その程度の事…お友達でもなさるのかもしれませんわね♪
変に勘繰る様な真似をしてごめんなさいね♪』

彼女はそぅ言い残し…再びあの優し気な満面の笑顔を見せ…緩やかにその場を離れていった…


(そんな……そんなはず……無いアル……)

私はそんな彼女に声をかける所か…
彼女が去って行く事にも気付かずに、ただ呆然と俯き…1人テーブルを見つめていた…


絡まる思考…鳴り上がる鼓動…震える指先…

私の何かが歪んで逝く…

私の目が…私の顔が…私の体が…私の心が…

鋭い痛み…激しい吐気と共に…私の中の全てを何かが蝕んで逝く…


鈴凛が…駁斗様と…?

私を置いて2人…

私を捨てて駁斗様と…


……そんなの……

……そんなの……


…そんな事……絶対…





  許 さ な い



 


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