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  HAREM☆HOUSE 作者:品薄
今回もエロ無しです
☆19☆経理部 TOP-2
 
(家族…か…)

俺はいつもより賑やかな朝食を終え、亜垢亜の子守りから解放され…
タダレた本業の時間へと向かう…

まぁ…現時点では亜垢亜の世話…つまり水杞の側にいる事が本業の仕事でもあるのだが…
かと言って、現時点では無理に何らかの事を起こしてもマイナスにしか働かないように思える…

(はぁ〜…どぅしよ…
天華もいないから殴られに行って徐々に懐柔する作戦も出来ないし…)

この屋敷の中に、真っ昼間に暇な人間など俺ぐらいだろう…
皆仕事をしているか、もしくは夜勤で寝ているか、後は休日で出かけているか……

(なんかアホほど高給貰っといて…こんなんで良いのか?……俺…)

まぁ…良い訳も無いが、
キュートな俺は糖分100%で敢えて現実逃避を全力で試みる…


 ぽぇ〜〜〜……

 えへへへ……♪

 ぽぇ〜〜〜……

 うひゃひゃ…♪

 ぽぇぽぇ〜〜…

 うぷぷぷ……♪


『おいこら!給料泥棒』

人が気持ち良く小春日和の下…命一杯ダメ人間&妄想変態凶へと変貌していると、何時もの見慣れた暴力女が声をかけ…邪魔してきた… 

「は…刃月か…失礼な…
俺は泥棒などしていない
ただ全力で責任を放棄しているだけだ…」

 ……………

(ザ・ワールド!!)

解らない人はジョジョ…まぁ良い…ごめんなさい

 ……じぃ〜……

 ………………汗

「いや…本当…黙らないで?謝るから…」

『はぁ…まぁ確かに……
犯罪者では無いが…その分、寧ろタチが悪い』

 ……………

「…返す言葉も無い…」

『ふふふ…嘘だよ!アンタはよくやってるさ
何か知らんが未来もアンタ来てから明るくなったし、本当に感謝感謝♪』

(拝むな…俺を…)

「……………」

『あはは♪(汗)
いや!!本当だぞ!?アンタは良い奴だよ!うん!!アタシが保証する!!』

「……………」

《…………汗汗》


おかしい…
OKASHII…
絶対に…!!おかしい…

この女はこんなに素直でもなければ可愛気なんてあるはずが無い…
(毎回酷いね本当…)

奴は何かを企んでいる…
絶対に何かロクでも無い事に…暇な俺を巻き込もうとしている…

ふっ…そぅか…ならば!!

ダッ!!!!

俺は突如背後へと走り…
全力で逃げ出す…

否!!ヘタレと思うなかれ

地雷怪獣ムネナインジャーは何処ぞのバルタン
  (V)o\o(V)
何ぞ目では無い!!
当然!名探偵コ○ンよりも2ランクほど上の、事件発生能力を標準装備しているのだ…

あの暗い女の子の声が良いよね?うん…
ヒロインのお父さんの声…キン肉○ンだし…
(古!)
ただ本当にあの漫画お子様向けなのか?解んないだろ?色々と…
ってか俺も解んないし…(情けな!)


グイ…!!
「ん?うぉ!?」

…ドカッ!!
「ぐはぁ!!」

そんな訳の解らない妄想を楽しみながら走っていると、突然片足を何故か背後にオモクソ引っ張られ
前のめりに見事にコケ…顔面から地面にダイブしてしまった…

「痛た…ん?ロープ?」

俺は足元にくくりつけてある紐を、痛む鼻を摩りながら忌々しげに眺める

『にひひ〜♪まぁまぁ
そんないきなり逃げんなよぉ〜♪冷たいぜぇ?駁斗様ぁ〜♪』

(き…キモい…)

ズルズルズル…

「きゃああぁー嫌ぁ!!」

ズルズルズルズル…

俺はそのままあがきながらも地雷怪獣の元へと引きずられて行き…振出の悪魔の元へ帰還した…

「き…貴様…何時の間にロープをかけた…」

『ん?さっき…アンタが危ないお爺モードの時』

「な!!お爺に謝れ!!全国のお爺に失礼だぞ!!」

『ぁ…あぁ…すまん』
《間違い無い…こいつはお爺だ…しかもとびきりタチ悪の…》

「よし!ではこれで!」

『待てぃ!!』
グイっ!!……ドテっ…

くそう…何度も何度も遊びやがって…ご都合小説じゃなきゃ全身鼻血まみれな所だ…

『別にとって食おうって訳じゃ無いんだ、そぅ警戒すんなよ♪な?』

「いーや…お前ならとって食う…確実に…」

『食うか!!…あぁもぅ…
ただ…経理室までちっと付き合って欲しいんだよ
な?昼飯くらい奢るからさ!良いだろ!?』

(ふん…昼飯なぞ…)

『あぁ…そぅいえば…
今、アタシの部屋に貰い物の巧ぁ〜い珈琲があったなぁ〜…
あれはなかなか手に入らな………
「さぁ行くぞ刃月」』

 ……………

そぅ攻めるなかれ…こう見えて(どう見えて?)
俺は大の珈琲党なのだ…

砂糖もミルクも許さない
缶珈琲などもっての他だ……まぁあれはあれで別の飲み物…珈琲飲料としては巧い…(大したこだわりは無い様だ…)

そうしてやはりヘタレで懲りない俺は、珈琲一つでお供になり下がった

「しっかし…経理室なんかに何しに行くんだ?
何だ?強盗か?テロか?無差別殺人か?」

『するか!変態!』
ドカッ!!

(い…痛い…)

『あぁ〜…いや…アタシも一応部長だろ…?
だから…警備費の追加申請を……な?』

「ふ〜ん…で?何でそれで俺を連れて行くのだ?
何だ…寂しん坊か?甘えん坊の刃月ちゃんか?」

『だ!誰が!//////』

「ふふふ…冗談だよ♪
まぁ噂には聞いていたがそんなに苦手なのか?」

どうやら刃月と経理長の新杏 要はかなり仲が悪いらしいのだ…
理由は知らないが…
まぁどぅせコイツも、理由があっても覚えてすらいないだろう…

すると刃月は見るからに不機嫌そうに話出した

『違う!あの女は敵だ!
悪魔だ!鬼畜だ!否!奴は妖怪ゼニ女だ!』

『あら…?ペチャパイ女と、駁斗様では無いですか…?この様な所でどうなされたのですか?』

すると背後からノンフレームの眼鏡をかけた背の高い美人と、
彼女に付き従う凡そ10代中場程に見える、細いフレームの眼鏡をかけ左目を髪でほぼ隠した短目の黒いセミロングの女性が話しかけてきた…

『て!てめぇ!要!』

『ふぅ…まったく…相変わらず品性の欠片もありませんね…刃月さん…』

刃月は敵意剥き出し…要は静かにしかしその目は獲物を狙う肉食獣の様な瞳で睨み合う…

『要さま…』

『あ…あぁそうでした…失礼致しました…駁斗様
どうもこのアメーバを見ると我を亡くしてしまう様で…お恥ずかしい所を…申し訳ありません』

「あぁいや…平気だよ」

《なぁ…駁斗!アメーバってなんだ?》

(………スペイン語で友達って意味だ……)

『な!誰が!オマエ何かと友達なものか!』

『…はぁ?…まったく…
相変わらずの頭の沸き具合いですね…』

『何だとおぉ!!!?』

(すまん…刃月…しかし恨むなら己の空の頭を恨んでくれ……)

ギャーギャー……

二人が取っ組み合いにはならないものの激しい口撃合戦に突入していると
止める事を既に諦めたのか先程の左目を隠した女性が、トバッチリ回避の為少し離れた俺の元へとやって来た…

『神楽 駁斗様でいらっしゃいますね?
私…クリスティーナ・ラングレンと申します
クリスとお呼び下さい』

「え?外人さん!?」

確かに何処と無く西洋風の顔立ちだが…髪も瞳の色も自分とそぅ変わらないのでわからなかった…

『ふふふ…駁斗様はストレートな方ですね?』

「あぁ!すまない!無神経だったよな!?」

『いえ…私はハーフなのです髪の色も敢えて黒く染めてますし…それに』

そぅ言うと彼女は髪をかきあげそこに隠れた、年齢よりもずっと大人びた少し垂れ目の色気のある左目を俺に見せた…

「あ!青い!」

『うふふ♪駁斗様の反応はとても素直で…
うふふ♪本当…面白い方ですね?うふふふ♪』

クリスは今までの大人びた顔立ちを可愛らしく破顔させ、さもおかしそうに笑う…

(うーん…何か…恐らく年下だが…明らかに俺よりも大人だ……)

俺は自分の不甲斐無さを呪い間抜けにひきつった笑いを返す…

「でも…クリスって年齢いくつなんだ?
あぁ…!向こうの人達って年齢聞かれるの嫌がるんだっけ?」

『そうですね♪確かに…一般的には余り喜ばしい事ではありませんが、別に私は気にしませんよ…?まだ18ですしね♪』

そぅいうと器用にかきあげたままの青い瞳でウインクをする…

(//////…な…何か…新鮮だ…こぅいうの…)

初でも無いのに何故か非常に照れてしまう…
 
『うふふ♪本日はこぅして駁斗様にお会い出来て、非常に嬉しかったです
またお暇な時にでも気軽に経理室へ会いに来てくださいませね?
うふふ♪何なら私の私室でもよろしいですが…
うふふ♪それでは…』

「……お……おぅ…」

俺は彼女の屈託の無い笑みと妖艶な眼差しに、柄にもなく圧倒され…
赤らむ顔と混乱する頭で間抜けに返事を返す事しか出来なかった…


ぼぉ〜〜……


『おい!……おい!』

ぽへぇ〜………

『オイ!!』ドカッ!!
「ぐほぉ!!」

俺はいきなり?腹への肘鉄を喰らい、人としてのライフラインである大切な呼吸を失う…

「おおおぉぉ……」

『ったく…ちっとこずいただけなのに…大袈裟な奴だなぁ…』

(この女だけは…少しはクリスを見習えよ……)

『あ〜ぁ…ったく…
折角、人が頭下げてやったのにあの陰湿蛇女…』

「あ…頭下げてたか?」

(怒鳴りつけてる様にしか見えなかったが…)

『下げてたって!ちゃんと申請許可しろ!って言ったし!』

(否…だから…全然下げてないじゃん…寧ろ上からじゃん…)

『あ〜ぁ…何だよ…この前の駁斗捕獲作戦で使った分取り戻そうと思ったのによぉ〜……』

「いや…そりゃ無理だろ……完璧私情だし…」

『まぁ良いや♪んじゃなぁ〜♪駁斗ぉ〜♪』

「ちょ!待てぃ!珈琲はどぅした!珈琲は!」

『ん?あぁ…ほい♪』

すると何のヘンテツも無い缶珈琲を投げ渡す(しかも加糖ミルク入り)

「…なんじゃこりゃ…」

『この家内では食堂前の自販機でしか置いて無い、貴重な缶珈琲♪』

「なんじゃこりゃあああぁ〜〜〜…!!!!」

『あははは♪んじゃなぁ〜♪優作♪』

俺はミトコンドリアに良い様に利用された事を酷く嘆き…その場でただひたすらに泣き濡れるのであった


絶対…奴は地獄逝きだ…



‥…☆‥…☆‥…☆



『ふぅ…全く…本当にあの忌々しい筋肉女に関わると一気に疲労するわ』

『うふふ♪要様…遊び相手は大事になさるべきですよ?』

『ふん…あの女が遊ぶ相手では、低脳過ぎて…遊ぶに遊べないわ…』

『うふふ♪素直ではありませんね♪』

『ふん…それで?あんなゴリラ女の事より…
クリス…貴方の方はどぅだったのよ?』

『えぇ…♪非常に興味深い方でしたわ♪うふふ♪
楽しくなりそうです♪』

『ふふふ…そう…
神楽 駁斗…精々私たちを楽しませてくれると良いんだけどね?
何か…ただ顔が良いだけで、教養も無い下品な男に見えたけど…』

『うふ♪それは要様が刃月様に係りっきりでしたからですわ♪
きっと…楽しませてくれますわ♪色々とね…♪』

『ふふ…まぁ貴方が言うのなら…そぅなのかもね
何か貴方久しぶりに楽しそうだしね?』

『えぇ♪とっても♪』


駁斗を肴に妖艶に微笑む経理部の2人…

しかし…駁斗は自分の平穏が着々と犯されていることも知らず…
未だ冷たい床に座り込み、甘ったるい珈琲飲料を両手で悲しげに飲み下すのであった…

(あぁ…口が甘くてネバネバするぅ……)


 


おまけコーナー

♀サブキャラ設定紹介

Name クリスティーナ
     ・ラングレン

綾禰家 経理部 副長

Age   18歳
Blood  AB型
Birth 4月1日
Height 163cm
Bust   Dcup
Looks 垂れ目がちで色白…普段は細いフレームの眼鏡をかけている…
少し大人びた妖艶な雰囲気を持つ綺麗な少女
Hair  元は金髪だが黒く染め短目のセミロングににしている…左目を隠す様に流している

性格設定
ハーフのためも有り左右で瞳の色が違う右は明るい茶色…左は青色…
礼儀正しく頭も良い
透明感のある印象と妖艶な印象の相反する雰囲気を持つ…
かなり男うけするタイプ…しかし?笑

彼女も一応サブキャラです…が…作者判断で変更追加もありますので、
まぁあんまり区分せずに見てやって下さい…



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