警告
この作品は<R-18>です。
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◆3話
私は、幼い時から、不思議な夢を見る。
内容はいつも同じ。
着物を着ている同じ年齢くらいの男の子と会う夢だ。
この夢を見るようになったのは、物心ついた頃からだった。
いつも夢で私は森で迷子になっている。
そこで同じく迷子になっていた男の子と出会う。
しかし、彼と出会ったとたん、夢から醒めてしまう。
不思議なのは、この夢を1年に1度必ず見ることだ。
しかも夢で会う男の子はいつも同じ子で、会う度彼も成長していた。
夢で会う彼は、女の子みたいに可愛い顔していたので、最初は女の子だと勘違いしていたが、成長してみれば男の子だった。
彼の容姿は、あどけなさが残っているものの、綺麗な顔立ちをしている。
そして、なぜか彼はいつも着物を着ていた。
夢では私が彼に出会うと目が醒めてしまっていたが、その年、私は真っ白な世界に立っていた。
何も見えなくて、誰もいなくて、私は不安で歩き回った。
そこで彼に出会ったのだ。
彼も、私に気づいて、とても驚いた表情を浮かべている。
いつもなら彼に会った時点で目が醒めるはずだった。
それなのに、目が醒めない。
夢を見ている私が、いつもと違う夢の内容に疑問を感じていた。
なぜ、今回は違うのだろうか?
そう考えていた時だった。
突然、彼のお腹から血が噴出し、もんどおりうつように彼は前に倒れた。
何が起きているかなんてわからない。
ただ驚いて立っていた。
彼から広がる血の海。
私はその血に体が震えた……。