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この作品は<R-18>です。
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六 再会
屋敷に帰ると客人が居るという。
(客人・・・誰か)
皆目検討がつかない。国の者にはここをまだ知らせてはいない。追っ手か?
居間に行くと、庄左右衛門の前にぼろぼろの小袖と袴を纏った者がいる。後ろの長い髪も埃と汗で固まっている様だ。
前髪も乱れて・・・前髪!?
修理に気づいてはっとこちらを見る。一瞬嬉しそうな黒い顔が!
「静音!」
夢か幻か!ここに静音が・・・居るはずはない!
だが垢で真っ黒くなっているが確かに愛しい静音!
修理は駆け寄って肩を抱こうとした。
だが静音の鉄拳が修理の頬を捕らえた!
ばきっ
修理の目の前が暗くなった!
「な、何をされる!静音殿!」
庄左右衛門が驚いて叫んだ。
静音は真っ黒い顔に目を憎しみでぎらぎらさせて肩を震わせていた。
左手で大刀を握る!
「修理!お前を今度こそ斬る!表に出ろ!」
修理は尻餅を突いて、鼻の血を押さえながらぽかんとしている。
捨吉が割って入った。
「し・・・静音様、お待ち下さい!御意趣があったんか!儂には知り合いと言わはった!それを知らずに貴方を案内したのは馬鹿じゃった!儂を斬ってから修理様とおやりなはい!」
静音は刀の柄を握ったまま、捨吉の顔を見てふうふう言っている。捨吉を斬ることは出来ない。
静音は庄左右衛門に向かって手を突いた。
「前野様!お願いで御座います!この修理は私を裏切って国を逐電した憎き奴!どうか・・・お庭をお貸し下さい。果たし合いを申し入れます!」
「修理殿・・・それは真か?」
「はあ・・・でも裏切った分けでは・・・」
「何をやったのじゃ!」
静音が叫んだ。
「連れて行けと願ったのにお前は!・・・俺を抱いてそのまま去った!俺を騙したのじゃ!」
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