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「先週よりも、濡れているんじゃないのか」



眼鏡男は、真面目顔を作ったまま、ゆっくりとミーナの陰部に指を入れる。


すっかり眼鏡男の股間は硬くなっていて、今にも我慢汁が出てしまいそうな状態である。


出した中指と人差し指を軽くくっつけたり離したりしながら、ねばねばしていないことを確認した。



「よし。濡れていないようだ」


もう一度確認すると言い、また陰部に手を入れたが、それは確認ではなく、眼鏡男の快楽の為であろう。

ミーナもそれに気付いているせいか、不機嫌な顔をしていた。




ミーナは、自称『濡れない女』だった。


濡れない=感じない、というわけではない。


感じてもなかなか濡れない。

濡れるということがどういうことなのか、自分でわからない女性だった。



だからこそ、ここに集まる男達は必死になるのだ。





「ねぇ、今日の最後の男……名前は?」


ミーナは、Fに少し興味を持った。


眼鏡男は、プライバシーの問題があるので名前は教えられないと言った。


ミーナは、もっと不機嫌になり、そのままエレベーターに乗り、家に帰った。







眼鏡男は、ここに集まるすべての人の住所、電話番号、会社などを把握していた。


何かの犯罪が起こっては困るので、その人物がどういう人物か細かくチェックしてから、初めて挑戦者となれるのだった。