警告
この作品は<R-18>です。
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二人だけの夜
「ふぅ・・・」
防衛戦があった日の夜。少し赤くなった顔と体をフラつかせながら愛美はホテルの廊下を歩いていた。
女はさっきまでのウサギをイメージしたリングコスチュームでは無かった胸元と背中が大胆に空いた赤いドレスである。
今の今までチャンピオン防衛の祝賀会に参加していたのだ。
マネージャーの直美を初め、ジムのスタッフ達は大いに愛美の勝利を喜び祝いの席は夜遅くまで続いた。そのせいで酒はあまり強くない愛美はすっかりやられてしまったのである。
だが、このまま自分の部屋に戻るつもりは毛頭無い。ある意味愛美の祝いの席はこれからなのだから・・・。
「306、30・・6っと♪」
予約されていた自分の部屋である305号室を通り過ぎると、愛美は隣の部屋の前で止まった。
後ろに手を回し、恥ずかしそうにモジモジしながらも胸元に隠しておいた合い鍵を取り出し、鍵穴に差し込む。これはさっきの酒の席で雅也から渡された物だ。
例え夫婦であろうと、試合の間はホテルも部屋を別々にし選手とトレーナーの関係を続ける。
厳格なルールを作り、普段はあまり夫の顔を見せてくれない雅也だからこそ、合い鍵を渡してくれた事が愛美は嬉しかった
ーーガチャ。
鍵を開け、中に入ると一人で泊まるには広過ぎる部屋が飛び込んで来た。
そしてすぐ近くから水の流れる音が聞こえて来る
どうやら雅也がシャワーを浴びているらしい。
「愛美か?」
「はいは〜い、お待ちどう様〜!愛しのマミちゃんのご到着で〜す☆」
「遅かったな。出るまで少し待っていろ」
いつものふざけた口調なのに特に突っ込まず、遅かったと正直に言ってくれる夫に愛美は胸を高鳴らせる。
本当はドレス姿を見せて、彼をその気にさせる作戦だったのだが愛美は堪らずその場でドレスを脱ぎ捨てた。
出て来たのは共に黒のセクシーなハーフカップブラとパンティー。
愛美は脱衣所に入るとすぐ様その二つも脱ぎ、雅也の服が入っている脱衣籠に一緒に入れてしまう
現れたのは世の男なら誰だって魅了されるであろうGカップの巨乳。
重力にも負けず、乳輪も驚く程小さい。痩せ型の愛美だが、その部分だけ肉を盛った様な大きさは圧巻である。
酒のせいかそれとも興奮のためか、少し赤みを帯びた体がさらに愛美の色気を増している。
全てを脱ぐと、愛美は雅也のいる風呂場の扉を開けた。
ーーガチャ。
「ん?愛美、お前・・」
「お背中流しましょうか?だ・ん・な様♪」
突然入って来た妻に雅也が苦笑する。風呂場はあまり広く無く二人入ればいっぱいになってしまいそうだ。
雅也の首に手を回すと、愛美の眼の前で湯煙と共に、彼の鍛えられた体が晒される。
怪我のため引退したので体格的にはそう普通の人とは変わらないが、かつては世界の猛者達を倒して来た雅也の体は正に鋼の肉体と言って相応しかった。
「待っていろと言っただろ?」
「だってぇ、我慢出来なかったから・・・」
普段の態度からは想像も出来ない優しい口調で、雅也が愛美の頬に触れる
言葉はもう必要無かったシャワーに打たれながら二人は引き合う様に唇を合わせる。
試合が終わった後、彼は厳しいトレーナーから妻を愛する夫へと変わってくれる。
こんな優しい表情を知っているのは世界で愛美だけだった。
「ん・・・あ、雅也ぁ☆」
舌を絡ませ、互いに貪る様なキスをしながら雅也は片手を愛美の胸へと延ばす。
大きな雅也の手でも余る巨乳は指の間からはみ出す様にその形を変え、愛美の体もビクン!と震える。
触れていない方の胸も雅也の体に押し付けられ、形を歪めている様が何処か卑猥だ。
「相変わらず敏感な体だな」
密着する愛美の体を強引に反転させ、壁へと押し付ける。
動けない様にして雅也はまだ埋もれている乳首に吸い付いた。もちろんもう片方の胸も手で揉む事も忘れない。
「んあぁ・・!だ、だってぇ・・試合終わるまで雅也がシテくれないから・・!」
舌と手でねちっこく責めて来る雅也に感じながらも、愛美は不平を漏らす
世界最強の称号を持つチャンピオンであろうと、まだ24才の若き女性である。
女性としての幸せを謳歌したいと思うのは当然だろう。
だから試合が終わった後の夫婦で過ごす時間は、愛美にとって掛け替えの無い物なのだ。
だが、選手の口答えを許さない名トレーナーは空いている手を股間へと滑りこませ、指を未だ触れていない秘処へと突き立てる。
「ああっ!!」
「だからこんなに濡れているのか?」
意地の悪い笑みを浮かべながら指の出し入れを繰り返す雅也。
指が突き立てられた秘処は、水とは明らかに違う液体に塗れ、決して抜かせまいと強烈な締め付けをして来る。
話している間も舌と歯で起立した乳首を攻め抜き、もう片方の手で胸を持ち上げる様に揉み続ける
自分の体を揉みくちゃにされつつ、愛美は普段とは違う野性的な主人の責めにうち震えた。
「くぅ〜!!入れて、入れてぇ!指じゃ全然物足りないーー!!」
恥も外見も無く浅ましいおねだりをする愛美。こんな所をファンに見られたら彼らはどう思うだろう?
だが、雅也は愛美のその言葉に非常に満足した様である。一度指を抜くと愛液に塗れた手で押さえ付けていた片足を持ち上げ、そそり立つ肉棒を秘処の中へと捩込んだ。
「あはぁ!!☆」
愛しい生殖器を入れられた瞬間、愛美の全身が震えた。
片足で立っていた足がピンと爪先立ちになり、雅也に強く抱きついてしまう。
指では決して届かない所を突かれる快感。久しぶりのSEXの喜びを愛美は全身で表現する。
「俺にしがみつけ」
「ふあぁ・・!あ、は、はい・・!」
言われた通り愛美が雅也の腰に足を絡ませると、彼はそのまま妻の体を持ち上げ、いわゆる駅弁の体位になった。
自身の体重も加わり、肉棒がさらに秘処の深い所へと押し込まれる。
「んはあぁぁ・・っ!」
シャワーよりも熱いため息を吐き、お返しとばかり愛美は雅也の耳たぶを甘噛みし耳の穴に舌を沿わせる。
ヌメヌメとナメクジの様な舌が送り込んで来る微妙な快感に、クッと小さく叫びながらも雅也は腰を動かし始めた。
ーーズリュ、バシャ!グシュ、グシュ・・・。
「ああっ!これこれぇ!!んああっ!はひぃ!!」
腰の動きが始まると、形勢はあっと言う間に逆転した。愛美は肉の槍に柔肉をえぐられる快感に没頭し、だらし無く涎を口の端から垂らす。
今の彼女はチャンピオンでは無く従順なる愛の奴隷だった。シャワーが流れているせいもあるが、風呂場は二人の熱気でムッとする熱さに包まれていた。
「はっ、くぅ!ーーはぁはぁ!あひん!!」
「愛美、しっかり捕まっていろよ?」
と、突然言うと何を思ったか雅也は愛美を持ち上げたまま器用にシャワーを止めてしまった。
そして妻が落ちない様に捕まっているのを確認すると、何と風呂場の入口まで歩き始めたのである
「あん!!や、雅也っ、ま、待って、ん!!」
雅也が歩く度に体が揺れ肉棒が子宮を歪ませる。
愛美は苦痛なのか至福なのか分からない表情で、夫の逞しい体にしがみつく。
風呂場を出ると、雅也は濡れた体のまま電気を消しベッドへと歩いて行く
歩く度に響く愛美の嬌声を聞きながら、ベッドまで行くと彼は妻を抱えながら倒れ込んだ。
「あうぅん!!」
「待たせたな?好きなだけ鳴くと良い」
互いが繋がったまま体を起こすと、雅也は愛美の太腿を大胆に広げ正常位の体制で再び腰の動きを再開した。
己が欲望を満たそうとする激しい動きに愛美の体が跳ね上がる。
「やん!あ、あっ!雅也、雅也ぁ!!はぅううっーー!!」
ベッドが軋み程の激しい動きに愛美の体も感電した様に痙攣する。
自慢の巨乳は一突きされる度にブルンブルンと波打ち、背中まで流れる癖のある金髪は汗のせいでピッタリと愛美の顔にくっついてしまっている。
遠慮の無い責めに何かを掴む様に妻の掌が固く握り締められるが、その表情はまるで天国にでもいるみたいに緩み切っていた。
「やはぁ☆ねぇ、キスしてぇ、キスぅ!あっあっ・・お願いぃ!!」
うっとりと眼を細めながら愛美が舌を延ばし、また懇願する。
欲張りな妻に対し、雅也は口元を緩ませ腰の動きはそのままにリクエストに応じてやる。
二人が唇を合わせ、舌を絡ませると室内には淫らな水音とくぐもった女の声が響いた。
「ん、んんぅ・・・ん!ん!んっ!うぅぅんん!!」
愛する夫の首に再度腕を回し、密着しながらも愛美は時折体を痙攣させるもはや二人の体は汗まみれだった。
秘処の中でも壁の一つ一つが肉棒を擦り立て、絶頂へと導こうとする。
快感で体を、そしてキスや言葉で心を満たしながら二人は昇り詰めて行くのだ。
「くっ、愛美。そろそろ・・・」
長いキスを終えると、雅也が切羽詰まった声を出す。中にある肉棒もビクビクと痙攣し、限界が近い事を告げていた。
「んはぁ!あ、ま、待ってぇ」
すると突然愛美は体を反転させ、逆にマウントポジションを取った。
一瞬で変わるその見事な体勢の入れ替えはさすがである。
主導権を握ったチャンピオンは妖しい笑みを浮かべながら、面食らっている雅也を見下ろした。
「最後は私がしてあ・げ・る☆」
騎乗位の体制になると愛美は大胆に大股開きをし動き始めた。
眼でも楽しませるためか腕をV字に組み、胸の谷間を強調するのも忘れない。
砲丸の様な胸を見せ付けられ、腰を打ち付ける様な激しい動きに雅也の表情がすぐに変わった。
「ぐ、うぅ・・ま、愛美」
「あはぁ☆これ好き好きぃ!!ふぅうん!!」
最初は余裕ぶっていた愛美だったが動き出すとすぐに快楽に没頭してしまう。
普段は見れない雅也の追い詰められた表情が、ゾクゾクとした快感になりさらに彼女を燃え上がらせる。
夫に余裕が無い事を悟った愛美はもっと楽しみたい気もしたがトドメとばかりに、さらに腰の動きを早めた。
「ぐ!イクぞ・・・!」
「あん!気持ち良いぃ!!来て来てぇ!は、あっ!くうぅぅんーーー!!」
愛美の声と同時に雅也が腰を押さえ付け、動けない様にする。
勢い良く子宮口を擦り上げた肉棒はそのまま絶頂に達し、1番深い所で白濁の精液を放出する。子宮口を灼熱の熱さを持つ精液に何度もノックされ、少し遅れながら愛美もまた絶頂に達した。
「あっあっあっ♪雅也ぁ!うぅん、イクぅ・・!!」
それは派手に泣き叫んでいた彼女に取って実に慎ましい絶頂の宣言だった
硬直した後、ブルブルと魅惑の体を震わせた愛美は、恍惚の表情を浮かべる。
直ぐに脱力し、雅也の体に倒れると二人は微動だにせず熱い呼吸を繰り返す。
暫く、部屋には二人の荒い呼吸だけが響き続けたのだったーー
「・・スマン」
体を起こしベッドの淵に座り込んだ雅也がポツリとつぶやく。その後ろではまだ寝たままの愛美が彼の傷だらけの背中を優しく撫でている。
それはいつものクールな彼には似合わないあまりにも気弱な姿だった。
「ううん、良いの。しょうがないもの・・・」
体を起こした愛美がそのまま雅也の背中に抱き着き、顔を伏せる。彼女の口調もまたいつもの子供っぽい物では無く、何処か沈んでいた。
ーー精力減退。
それが雅也が試合の間、愛美を求めない理由の一つである。
かつて『世界のTM』とまで称される格闘ファイターだった彼を支え続けた体は、激闘の最中負った数多くの傷のせいで、視力や精力など様々な機能を低下させていたのである。
故にこうして愛美が求めても、まともに出来るのはせいぜい一度が関の山それは、まだ若い妻に取ってはあまりにも淋しい状況だった。
「じゃ、私シャワー浴びて来るわね?さっきも浴びてけど、あの時は体洗う所じゃなかったから☆」
気を取り直し、いつもの元気な姿に戻った愛美がシーツを体に巻いて風呂場に向かう。
風呂場に入ると、彼女はシャワーのコックを捻り頭から熱いお湯を被った ザーーーーッ。
手で軽く拭いながら愛美は体の汗を落としていく
シャワーの温度はちょうど良く、沈んだ気持ちも吹き飛ばしてくれた。
「ふぅ・・・」
ふと、愛美が入口の方に視線を向ける。
明かりの消された部屋からは物音一つしない。
失意の中にある夫は眠ってしまったのかもしれない。
さっき運ばれて分かったが、風呂場からベッドまでは少し距離があるので小さな音ぐらいでは、彼には聞こえない筈だ。
「あっ・・・!」
すると、愛美は頭の上に掛けてあったシャワーを外し、自分の秘処へと押し当てたのだ。
まだ彼女の中には先程放出された雅也の精液が残っている。
勢いのあるシャワーの放水を、的確に皮の剥けていないクリトリスに当てながら愛美は指で秘処内のザーメンをクチュクチュと掻き出した。
(雅也とシた後慰めるのすっかり癖になっちゃったな・・・。でもしょうがないよね?一回ぐらいじゃ我慢出来ないんだもん!)
「あ、あっ、あああぁぁっ!!」
先程過ごしたあの情熱的な一時を思い出し、指の動きがさらに速まる。
愛美のシャワータイムはどうやらまだ終わりそうに無いらしい。
一方、雅也の方は実は起きていた。妻が始めたらしい秘め事も、もちろん筒抜けである。
彼はタバコに火を点けたが、側にあった携帯のディスプレイが点滅しているのを確認してすぐに手に取る。
二人っきりの時には邪魔にならない様、着信音を消しているのだ。
「鷹野だ」
相手の声は小さくて聞こえないが、どうやら友達と言う訳では無いらしい
何故なら、先程まで優しく妻を見守っていた彼の眼にはいつもの鋭さが戻り、眉間にも深い皺が刻まれていたからだ。
「ああ、覚悟は出来ている。安心しろ」
雅也の答えに、どうやら相手は笑った様である。聞くに堪えない声なのか?開いていた拳がギュッと力強く握り締められた
「日時は一週間後の金曜その日に妻の試合がある・・・妻が戻って来る迄に決着をつけよう」
静かだが、深い怒りが込められている言葉を発した雅也の瞳には何か決意の様な光が潜んでいた。
それはトレーナーでは無い、決死の覚悟をしたファイターの瞳である。
風呂場にいる愛美は自分がシャワーを浴びている間に、まさかそんなやり取りが行われているとは気付きもしない。
自分を慰める者と、悲壮な決意を胸に秘める者・・・。
それぞれの想いを持ちながら、二人の夜は更けていったーー。
☆続く☆
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