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第四話「破瓜の痛み」
昼食を終えたルティは、早速鏡の裏の通路を使って地下へと下りていった。
道順といい、景色といい、夢でみたとおりのものだったのでルティは地下室にあった背負い籠をしょって林の中を歩いていく。
ちなみにこの林も父のものだ。彼は屋敷だけでなく半径10キロメートルの土地を買い取ったので、グレイの子供であるルティがここをうろついても、罪にならない。せいぜい勝手に外出したことを叱られるだけだ。
落ち葉がそこら中に落ちて積もっているので、転ばないように注意する。サワサワと少し強い風が吹いている。木々の枝がゆれては木の葉が落ちていく。
そして林の中で開けた場所にルティは出た。確かに夢で見た通りの光景だが…。
夢と違うのは黒いフード付きローブを着た老人が花を一心不乱に摘んでいるということだ。
夢の中で咲き乱れていた花はもう数えるほどしか咲いていない。
「おじいさん、何してるの?」
と、ルティが声をかけると、ビクゥ! と飛び上がらんばかりに仰天した老人は、あわあわと木に背中を付けて、芳香を放つ花の入った籠をしっかりと抱きしめている。
「な、何じゃおまえさんは! もしかしてこの花を採りに来たのか? じゃがこれはわしのもんじゃ」
「ここ、父さんの土地なんだけど。おじいさん父さんの許可とってその花とってるの? それならいいんだけどさ。もしもそうじゃないんならおじさん犯罪者だよ? 勝手にここに入って勝手にその花とるのは悪人のすることだよ?」
老人はルティに何か言い返そうとしたが、グッとこらえて深呼吸を何度かしている。気持ちを落ち着けようとしているようにルティには見えた。
「確かにな…わしは不法侵入者じゃ。勝手に入って勝手にいろんな植物を採取してしもうた。それは謝ろう。じゃがわしも必要だからやったんじゃ。例えばこの花もお前さんの父親の許可なんぞ受けとらん。そもそもこの花があること自体知らんじゃろうな。この花はな。精神安定効果があるんじゃ。わしの持つハーブと組み合わせれば、副作用無しの安眠効果の強い薬の出来上がりというわけじゃ」
最初は説明口調だったが、いつのまにか自慢話になりかけているような気がするが、ルティは安眠と聞いて身を乗り出していた。
「安眠ってことはぐっすり眠れるんだね? ね、ね、それじゃその薬作ってくれないかな? 父さんに飲ませてあげたいの。もちろんタダとは言わない。できるだけ御礼はするから」
父が昨晩はよく眠れていないのは想像に難くない。ルティはグレイが好きではないが、やはり彼は親なのだ。だからルティはグレイのためにできるだけのことはしてやりたかった。
しかし老人は盛大なため息をつくと、フルフルと首を左右に振ってしまう。
「お前さんの気持ちはわかるんじゃがな。わしも孫と息子夫婦のためにこいつは必要なんじゃよ…」
「そうか…もしかしてここに咲いている花が全部必要だったりする?」
せめて一本だけでもと期待を込めて聞いてみるルティだったが、壊れた人形のようにぎきしゃくと首を上下に動かして肯定した老人を見て、ルティも負けず劣らず大きなため息をついてしまった。
がっくりしたルティを見かねたのだろう。老人はローブの中から革袋を取り出して、それをルティに手渡した。
「花はどうしても必要じゃから譲れんが、代わりにこれをやろう」
「…これは? 何かの木の実らしいけど?」
と、中を覗きながら老人に聞くルティ。2センチほどのうっすらと赤い実が沢山入っている。
「うむ。ここから北に1キロ半ほど行った所に泉がある。その泉の側に生えている木から採取したもんじゃ。効果はとにかく元気になる。お前さんの父さんは不眠症らしいがの。そういうのは大抵精神に問題があるからなんじゃ。だからこれを食わせてやれば元気になって不安や苦悩など文字通りふっとぶ。もちろんお前さんが食ってもいいがの。一粒じゃあまり効果が出ないから二粒か三粒にしておけ」
「ありがとう。でも大人は何粒まで食べていいの? それにこれどうやって食べればいいわけ?」とルティ。
「個人差があるが…大体7粒までかのー。熱を通すとそれだけ効力が弱まるから生で食べるのが一番いいじゃろう。じゃがあまり沢山食うと元気になりすぎてかえって眠れなくなるからの。それからお前さんがこれを食うのは体力的に衰えていたり、病気をしたり、何か悩み事があって食欲が出ない時に食べなされ。今は特に問題が無いようなんでおまえさんは食う必要はないじゃろう。どうしても食いたいんならお前の父さんが食べた時にしなされ」
老人はどうやら薬草の達人らしい。フードを被っているので目は見えないが、彼の口調が患者に聞かせて説明しているものになっているのに、ルティは気がついた。
「どうして父さんが食べた時に一緒に食べた方がいいの? もしかして暴れるから?」
「それもあるが…元気になりすぎてそこら中をバタバタ走り回ったり、とにかくじっとしていられなくなる者が多いからの。そういう奴を取り押さえるのに、体力が弱いんじゃつかまえられんじゃろ?」
「あはは…たしかに」
苦笑したルティに老人は残りの芳香を放つ花を採取して、籠の中に入れた。
「ま、精神が元気になるか体が元気になるのかは人それぞれじゃからの。沢山食えばそれだけ効果が強まるが、家具とか破壊されることもあるから注意するんじゃぞ?」
「うん。ありがとう。おじいさんも気をつけてね」
「わしのことは内緒にしておいてくれ。その実もおまえさんが散歩中に見つけて、リスが食べたら元気になったから採ってきたといえばいい。おまえさんを信用しないわけじゃないが、うっかり口をすべらせないために、お互い名前は聞かん方がいいじゃろう。では縁があったらまた会おうな、お嬢ちゃん」
こうして二人は互いに手をふって家路についた。老人は北西へ。ルティは屋敷へ。
その日の夜の八時。グレイが夕方の4時に探索を早めに終えてシャワーや食事を済ませて一息ついたころに、連絡用のボックスから呼び出しのためのメロディが流れてくる。受話器をとってみるとルティからだった。いいものが入ったので食堂で待っているという。
グレイは今朝のことを説明するのにいい機会だと思ったが、すぐに受話器を戻されて会話ができなくなったので1階の食堂に下りていくことにした。
そこにはルティがゼリーを用意して待っていた。
「何だこれ? お前が作ったのか?」とグレイ。
「うん。元気になる木の実が入っているから食べてみて」
と言うなり、パクパクと自分の分のゼリーを食べるルティ。
仕方なくグレイも席についてゼリーを食べる。
「ほー。結構美味いな。それにこの実は珍しい味だな。何ていうのか…こんなの食ったことがないよ。これ、どこで手にいれた? お代わりあるか?」
「散歩の途中で見つけたの。これ食べたリスがすごく元気になったから持ってきちゃった。ほら、これをゼリーに入れたの 残念ながらお代わりはないよ」
と、革袋を出して中を見せるルティ。ゼリーを平らげたグレイは物足りなかったので、革袋の中の実を一掴み取り出して口の中に放り込んでしまった。
「あーっ! 父さん食べすぎだよ! 元気になりすぎて眠れなくなっても知らないからね!」
ムシャムシャと赤い実を噛み砕いて飲み込むグレイ。ルティ顔色が変わったことに気づいていない。
「あー美味かった。実はな、ルティ。今朝俺のズボンを拭いてもらったことなんだが…。そのーつまりな。男の体ってのはな、意外と敏感でちょっと刺激されると大きくなっちゃうんでまずいことになっちゃうこともあるんだよ。…っておい、どこ行くんだ! お前人の話聞いてんのか!?」
「知らないよ! せっかく集めた木の実をたくさん食べちゃって…! 父さんなんて食べすぎてお腹こわしちゃえばいいんだ!」
照れながら説明しているグレイを無視して階段の途中まで上っていたルティは、革袋を抱きしてそのまま自室のある2階へと行ってしまった。
後に残されたグレイは、また説明できなかった事が残念でならなかった。
テーブルの上に突っ伏してから5分ほど経っただろうか。
ズグン! と体の中で何かが熱く燃え上がり始めた。熱い。熱さは体全体に広がっているようだ。そして一番熱いのは…。
「あ…熱い! 何だこれは…うぅっ! や、止めろ!」
グレイは股間を押さえながらのたうち回った。まるで肉棒に本当に命が宿ったかのように熱い身をもたげていく。必死に股間を押さえるグレイの手を押しのけるようにして、彼のズボンは大きく盛り上がっていった。
一方、部屋に戻ったルティはベッドの上に横たわっていた。あんなに木の実を沢山食べるなんて思わなかった。夢のお告げで手に入れたものなんだから、もっと味わって食べてほしかったな、と思っているといきなり体が熱くなってくるのをルティは感じた。
一番熱い箇所…そこはルティの下腹部だった。思わず半ズボンを脱いでパンツも脱いでしまう。ルティは無意識に一番熱く疼く箇所に指を入れていく。
すでにルティの女性器はびっしょりと濡れていた。ルティはとにかく疼きを止めるために膣の中に指を入れてかき回していく。
そこへ扉が蹴破られた。潤んだ瞳をしたルティが身を起こすと、そこには今朝と同じようにファスナーから勃起した肉棒を出して、血走った目をしたグレイが扉を踏みつけながらルティの横たわるベッドへやってくる。
「ルティ…お前…俺に何を食わせた!? もう俺のムスコは疼いてとても我慢できねぇ! どうやらお前も同じようだしなぁ! 俺をこんなにした責任、お前の体で払ってもらうぜ!」
と言うなり、ベッドの上に飛び乗ってルティの足をつかんで引き寄せる。
グレイはルティの体を抱きかかえると、廊下へ飛び出した。
そして自分の部屋へとダッシュする。ベッドの上にルティを投げ出すと、グレイは引き出しから緑色の宝箱のような箱を出した。そして蓋を開けると小さなチューブのようなものを取り出して、それをルティの膣内に入れていく。そしてチューブのほとんどが入った所で底部にあるボタンを押した。
「こんだけ濡れているんなら子宮頚管も開いているだろ。…よし、あとは射精して子宮内に後押しすればいい」
なにやらぶつぶつ言っていたグレイはルティの膣に触れてみた。
すでにルティの膣からは愛液があふれ出ており、前戯は必要ないようだった。
このまま挿入してもいいのだが、グレイはルティの愛液を味わってみたかったので、舌の先端を膣内に入れてかき回してやった。
するとルティは小さく叫んでグレイの頭をどかせようとする。しかし子供の力でグレイをどかせられるわけがない。グレイはさらに舌を深く入れてやる。
ルティの愛液はそれほど悪くなかったので、グレイは内部だけでなくヴァギナ全体を舐めてやった。
「あ…ダメ、父さん。そこは…ああ…」
必死にグレイの頭をどかせようとしているが、その力は弱い。
「へへっ。ルティのアソコの蜜って美味いんだな。見ろよ、全然止まる気配がないぜ?」
「やめて…僕、もう恥ずかしいよ…」
ルティは快感のあまり、電撃でも受けたかのように体をのけぞらせている。そのありさまに溜飲を下げたグレイはズボンを脱いで、すでに先端から透明な液体をしたたらせている肉棒を掴んでルティの膣に押し当てて言った。
「いくぜ」
そしてグレイは肉棒を膣内に挿入した。
最初は抵抗するような感触があった。おそらく処女膜だろう。しかしグレイは構わずに腰を一気に深く沈めると同時に、ルティに覆いかぶさってキスをした。
次の瞬間、ルティの目が大きく開かれ、叫ぼうとしたがグレイがキスをしているのでそれも叶わない。頭を振ろうにもグレイがしっかりと固定しているので低く唸るだけだ。
ルティの内部は予想通りきつかった。それだけではない。ザラザラとした感触、締めつけ、襞の具合といい、まさに名器なのは間違いない。グレイの肉棒は強く締められて、うかつに激しく動けばすぐに射精しかねない。それほどルティの中はきつく、心地よかった。グレイの逸物は大きいので実際には半分ほどしか入っていないがそれが子供のルティの限界だった。
目から大粒の涙をポロポロとこぼしながら両手でグレイの服を叩いたり引っかいたりしているが、グレイがゆっくりとピストン運動をしていくと、10分、20分と経つ内にだんだん抵抗が弱まっていった。
代わりにグレイを抱きしめて両足をグレイの腰に巻きつけている。
グレイはようやくルティから唇を離した。とたんにあえぎ声がルティの唇から漏れ出していく。
「はぁ…うぅ…あ、いい…父さん…」
ピストン運動を続けながらグレイは会心の笑みを隠し切れなかった。ルティはもうすっかりグレイのペースに落ちている。20分間ずっと射精を我慢していた甲斐があったな、とグレイは思った。
「何だルティ? もっと気持ちよくなりたいんならお前も腰を動かせ」
「腰…こ、こう?」と腰をぎこちなく動かすルティ。
「そうだ。それじゃそろそろ天国を見せてやるからな。しっかりつかまっていろよ」
というなり、今までのゆっくりとした動きとは打って変わってピストン運動を早めていくグレイ。その動きにルティはまた小さく歓喜の声を上げる。
ジュッ、グチュチュ、ズチュッと腰をかなり早く動かすグレイ。ルティもグレイの動きに合わせて腰を早く動かし始めていく。
「と、父さん。何か僕、変なの。何かが高まってきて、あ…ああ…もうダメー!」
「いいぞ。逝け。逝っちまえ! 俺もそろそろ限界だ…く、はあはあ、…うっ!」
「あ、熱い! 何か熱いのが流れ込んでくる…っ!」
ルティの小さな子宮に、今まで堪えに堪えていたグレイの熱い精液が何度も大量に注がれていく。体を小刻みに震わせながら必死にグレイの背中にしがみついているルティは初めて味わうエクスタシーに我を忘れていた。
そしてグレイも興奮していた。彼の肉棒は1度の射精ではとても大人しくなってくれない。しかも今のグレイは木の実を食べたせいで精力が大幅にアップしている。
グレイはルティの耳を優しく噛んで言った。
「ルティ。お前の中に俺のコックがあるのがわかるか?」
「…うん。すごく大きくて硬いのが僕の中にある。この大きなものを出し入れするのがセックスというものなの?」
「そうだ。こいつはな、射精といって今お前の中に出したように、精液というものを出さなきゃ大人しくなってくれないんだ。だからルティ」
優しい笑顔でグレイは言った。
「今夜は寝かせないからな。俺のモノが大人しくなるまでやり続けてやるから覚悟しておけ」
そういうなり彼は血にまみれた肉棒を再び動かし始めた。
「ま、待って父さん! それじゃ何回射精すれば終わりになるの!?」
「そんなこと俺が知るか! お前も気持ちよくなるんだからいいだろ? ああそうだルティ。俺はこの木の実が気に入った。明日になったらまた集めてこい。毎日二人で楽しもうぜ」
「そ、そんな! こんなの毎日続いたら僕、おかしくなっちゃう!」
「安心しろ。すぐに慣れる。それよりお前、俺を本気にさせといてこのまま済むと思っているのか? もうお前は俺のものだ。さあ、二人で一緒に逝きまくろうぜ!」
ニヤリと笑ったグレイは邪魔なセーターを脱いでピストン運動を速めていく。
ルティは先ほど感じられた快感がまた押し寄せてくるのを感じた。高まる快感の前にルティはただ目を瞑って今起きている事態を受け入れることしかできなかった。
グレイが子宮頚管に注入したモノは避妊のためだけではありません。
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