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99 千雨と・・・(3)
「向こうに行っても・・・私の事・・・お願いだから・・・。」

「・・・千雨。」

耳元で呟く。
自分の事を忘れて欲しくないが為の思いを俺にぶつけてる。
忘れる訳がない。
そう言葉で言うのは簡単だけど、口に出せないのは俺の今までしてきた行動のせいもある。
軽々しい言葉で片付けられない。
だが千雨の想いは俺の胸を打っていた。

くちゅ・・・ぬちゅ・・・ぐちゅ・・・ねちゃ・・・

「いぁ!・・・ふぅん!・・・あぅ!・・・やぁ!」

「千雨・・・お前だって俺の事・・・。」

「ふぁ・・・ん・・・純平っ・・・んっ・・・純平っ!」

痛がる千雨とは裏腹に愛液で滑った膣内なかはスムーズだった。
キツイ締め付けと千雨の強い抱擁に包まれながら何度も出し入れを繰り返していく。
合わさる唇は唾液に塗れ、汗だくになりながら俺は夢中で腰を振っていた。

ぶちゅ!ぶちょ!ぐちゅ!ぐちゅ!・・・

「あっ・・・千雨・・・射精るっ・・・あっく・・・千雨っ。」

「あ・・・ん・・・はぁはぁはぁ・・・ん・・・あ・・・。」

痛みに耐えるだけだった千雨。
しかし、出し入れを繰り返しても過剰に痛がる素振りを見せない。
最後の方には少し感じてるような気がした。
そんな風にも聞こえる悶えた喘ぎが耳に入っていた。

「あっ!・・・射精る!」

びゅぶっ!びゅるっ!・・・びゅく!・・・どぷっ・・・

千雨の膣内なかから引き抜くと、素早くゴムを外しお腹の辺りに精液をぶちまけていた。
勢いよく飛び散ったせいで千雨の体が俺の精液塗れになっていく。
しかし、千雨は動く事もなく、射精された精液を体で受けていた。
最後の1滴まで射精し終えると、横たわってる千雨の横に寝転がった。

「・・・気持ちよかった?」

「ああ。」

「そう・・・良かった。」

千雨の顔は安心した表情に変わっていた。
顔を近づけると、舌を出してキスを求めるような千雨の仕草。
同じように舌を出すと、ゆっくり絡め再び濃厚なキスに耽る。

「キスの方が・・・好き。」

「えっ?」

「セックスよりキスの方がいい。」

そう言って笑みを浮かべる。
穏やかな表情は千雨らしくない。
そう言ったら怒られそうだから、あえて口に出さなかった。

「ホントに慣れれば気持ちよくなるもんなの?」

「・・・たぶん。」

「そっか。」

慣れるまでする。
そんな時間がお互いにない事を知っていた。

「明日、駅まで見送りに行ってもいい?」

「ああ、もちろん。」

ようやくお互いの気持ちは繋がった。
やっと分かり合えた。
だけど現実は待ってくれない。
明日には俺と千雨は離ればなれになってしまう。
ムーンで「いちゃいちゃ」と言う連載物を始めました。今の所不定期投稿です。こちらが終了次第、短編連載ですが描いてく予定です。「女×女」の僕には初めて、そして珍しい内容かもw良かったらそちらもよろしくお願いします。作者の独り言でした。


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