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04 真面目な妹
「お姉ちゃん、こっちの荷物運ぶの手伝ってー。」

「あ、いいよ。重そうだから俺が手伝おうか?」

「いいんですか?」

「あのさ、そんな敬語使わなくていいよ。」

「ご、ごめんなさい。なかなか慣れなくて。」

小学生だと言うのに丁寧な言葉使い。
見た目の眼鏡姿と言い、真面目な性格が伺えるのは妹の由衣ゆい
姉妹だから似てると言えば当然なのだが、その容姿は麻衣に負けず劣らずかわいらしい。
かわいらしいとはいっても質の違う意味。
伸びかけの髪を後ろで2つに結ってたり、小学生らしい幼さを感じさせる笑顔だったり。

「あ、あの・・・お、お、お兄・・・お兄ちゃん。」

「ん?」

「それはこっちに。」

俺を“お兄ちゃん”と呼ぶのに、真っ赤になって恥ずかしがる辺りにもかわいらしさを感じる。
ところがである。

「よいしょっと。」

高い所に荷物を上げようと伸ばす体。
向けてはいけないが、どうしても目線が向くのは由衣の大きなおっぱい。
とてもじゃないが、小学生とは思えない膨らみには驚きを感じてしまう。
動くだけで悩ましく揺れる辺りは、小学生離れしている。

「あれ?どうして合わないんだろう?」

「どうした?」

持ってきた組み立て式の本棚を出すと、下に付けるキャスターの穴が見つからないと困ってる。

「おかしいな?ちゃんとあったはずなのに?」

何度見ても嵌め込めない理由に、俺はすぐ気づいた。

「入らないの当たり前だよ。」

「どうして?」

「だって、それ逆さまじゃんか。」

「えっ?」

上側に穴がある事に気づくと、恥ずかしそうに顔を歪めていた。
真面目な故にしっかりしてるように見えるが、どこか抜けてる天然な所もあったりする由衣。
それがギャップに感じて微笑ましく見える。

「もう・・・なんてバカなんだろう。」

「おいおい、そんなに落ち込む事じゃないぞ。」

そして、すぐにネガティブ思考が働く辺りは性格なのだろう。
俺は手に取ると、あっという間に組み立てを完成させる。

「わぁ!すごい、すごい。」

自分がてこずった組み立てを、あっさり完成させた俺を由衣は尊敬の眼差しで見つめていた。
初めて兄らしい姿を見せられた気がしたのだが・・・。

「・・・。」

肘に当たる柔らかな感触。
無造作に押し付けられたおっぱいが、由衣まで妹というよりも異性を意識させてるような気がした。


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