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R18妻の入院 作者:古川さとし

第70話

 乳房の形が変わるほどに握りしめられ、指先で、クリクリとつまみ上げるように強く弄ばれていても、妻は、痛みを訴えません。
 誰が、どう聞いても、漏らす声は、快楽を訴える淫声そのものです。
 それでも、妻はわが身のうちからわき起こってくる、オンナの本能と懸命に闘っていました。
「あぁ、やめて、とって、とってったらあ」
 妻の懸命な声が時折聞こえます。
しかし、懸命に訴えても、その自分の言葉すら身体が裏切って、腰がゆっくりとうねるように動くのが止まりませんでした。
 男の両手は、絶えず、動き続け、腰から脇を撫で上げ、乳房を絞り上げては、乳首を摘む動作を、しつこく繰り返しています。
 あのローションが妻にどう影響しているのでしょうか。
『たまらなくなる』
 秘唇を圧迫されたまま、ローションをすり込まれるように、嬲られ続けているのです。
  山村看護師が漏らしていた言葉どおりだとするなら、妻の身体中には、オンナの快楽の炎がどうしようもないほど燃え上がっているはずでした。
 懸命にこらえようとする妻の腰が、ともすると男のモノをくわえ込もうと動くのも無理からぬことかもしれません。
 しばらく、味わっていない妻の美肉の感触を思い出していました。
 セックスを始める時は、処女かと思うほどひっそりと閉じたその部分が、ひとたび濡れてしまうと、途方もない柔らかなぬかるみと化すのです。
 私の怒張は、そのぬかるみに包みこまれ、そのつもりが無くとも、奥までズブリと一気に飲み込むように入ってしまうのが、いつものことでした。
 そのくせ、ピッチリと隙間無く包み込む感触は、やわやわと微妙にうねりながら強烈に締め付けてくるのです。
 ことに、妻が恥ずかしがるのを無視して、一気に攻めつけ、脚を思いっきり広げて奥まで入れると、先端がプニプニした子宮に包み込まれるのです。
 軟らかな肉ヒダは、数段に別れてギュッと絞るように締め付けてくるのと合わさって、最高の感触なのです。
 ともすると、自分の怒張がどのように妻に包まれているのかわからなくなるような気さえするのです。
 今、男の怒張は、その軟らかな肉の入り口に押し当てられていました。
 身体が邪魔して、どのようになっているのかは見えませんが、妻のあの狼狽ぶりからすれば、その先端の丸みが、妻の肉ヒダをかき分けるように、くっついているはずです。
 いえ、あれほど、うねうねと腰が動いていれば、次第に、奥へ奥へと怒張を誘い込むように美肉がうごめいているはずです。
 ひょとして、松ぼっくりのような、その大きな丸みを持った先端が、すでに、半分くらいは埋もれているかもしれません。
 男の身体越しに見る妻の腰は、抑えようとしてもじっとしていられないように見えます。
 その、淫らな動きは、妻の意識がオンナの快楽に飲み込まれてしまったように見えていました。
『美穂、がんばってくれ』
 情けない私は、心の中で、届きもしない声援を送るしかありませんでした。
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